副操縦士が飛行機の窓から投げ出される!?『フライト・キャプテン』予告編&ポスタービジュアル

2018年に中国で起きた飛行機事故を、『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督がチャン・ハンユー主演で映画化した『The Captain』(英語)が、邦題『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』。新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて6月26日公開予定の劇場公開が延期されていたが、このほど、新たな公開日が10月2日に決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、四川航空3U8633便が、1万メートルの高空を飛行中に操縦室のフロントガラスが破損したことにより墜落の危機に陥る中、乗客を守り抜いた機長やクルーたちの活躍を描いた、中国版『ハドソン川の奇跡』と称された奇跡の物語。

予告編には、飛行中の旅客機のフロントガラスにひびが入り、気圧差によって砕け散った窓から副操縦士の半身が投げ出され、客室にいた乗員が吹き飛ばされるショッキングなシーンが映し出される。空軍や警察も出動し旅客機の救助を試みるが、操縦不能となった旅客機の前には巨大な乱気流が現れる。絶体絶命の状況下で乗客を守るため、懸命に職務にあたるクルー達。かつてない最悪の飛行機事故からリュー機長は乗客乗員の命を守れるのか!?手に汗握る映像となっている。

ポスタービジュアルには、悪天候の中を飛行する破損した旅客機と、リュー機長(チャン・ハンユー)とクルーたちの緊迫した表情が収められ、超弩級スカイ・パニック・アクションへの期待を盛り上げる。

『フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話』
10月2日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国順次ロードショー
監督:アンドリュー・ラウ
脚本:ユー・ヨンガン
出演:チャン・ハンユー オウ・ハオ ドゥー・ジアン ユアン・チュアン チャン・ティエンアイ リー・チン
配給:アルバトロス・フィルム

【ストーリー】 2018年5月14日。重慶市からラサに向かう四川航空3U8633便。リュー機長(チャン・ハンユー)をはじめとする9名のクルーは、乗客119名を乗せて飛び立った。当初フライトは順調かに思えた。しかし、地上1万メートルの高空を飛行する中、突如操縦室のフロントガラスにひびが入り、瞬く間に大破。副操縦士のチェンの体が外に投げ出される。辛うじてチェンの体を掴んだリュー機長だったが、氷点下30度の冷風が前方から激しく吹き込み、圧力を失った操縦室は自動操縦も不可能になる。激しく揺れる機体に、クルーたちの制止も虚しく乗客たちはパニックとなるが、それはまだ、その先に待ち受ける空前の危機の序章に過ぎなかった…。

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