2012年に上演されて大いに反響を呼んだ、飯塚健監督のオリジナル戯曲を、中川大志主演で映画化する『FUNNY BUNNY』が、4月29日より公開される。このほど、3月30日にニッショーホールにて完成披露上映会が行われ、キャストの中川大志、関めぐみ、飯塚健監督が登壇した。
完成した映画について聞かれた中川は、「振り返ると『FUNNY BUNNY』に出会ったのは、僕が高校一年生ぐらいのとき。飯塚監督と出会って間もないときに、この小説をいただきまして。その時は、まさか自分が演じるとは思っていなかった」とコメント。「監督ともいつか映画化を」という夢を語り合っていたそうで、「ようやく実現したという思い」と目を輝かせた。
もともと岡山天音演じる「漆原役をやると思っていた」という中川。しかし監督から「せっかくこの企画やるなら、(主人公の)剣持やったらどう?」と言われ、大役を引き受けたという。中川は「僕の中で剣持聡は、こうであって欲しいというキャラクター像が強くあった」そうで、「好きなキャラクターだから、すごくプレッシャーだった。重大任務にビビってました…」と本音を漏らした。
本作の内容にちなみ、「手段を選ばず手に入れたいものは?」という質問が。中川が「身長があと1センチほしい!」と答えると、中川を見上げる飯塚監督が「ふざけんなよ!」と渾身のツッコミ。しかし中川は「あと1センチあったら180になるんですよ!? プロフィールに180って書きたいじゃないですか!?」とその理由を明かし、「なんとかして、いろいろ入れて、でかく見せてる」ことを告白していた。
『FUNNY BUNNY』
4月29日(木)より、映画館・auスマートパスプレミアムにて公開・配信
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:舞台「FUNNY BUNNY -鳥獣と寂寞の空-」(演出・脚本:飯塚健) 小説「FUNNY BUNNY」(飯塚健)
音楽:海田庄吾
出演:中川大志 岡山天音 関めぐみ 森田想 レイニ ゆうたろう 田中俊介 佐野弘樹 山中聡 落合モトキ 角田晃広 菅原大吉
配給:「FUNNY BUNNY」製作委員会
©2021「FUNNY BUNNY」製作委員会