“大切なあの日”が再現された映画撮影セットで、輝かしき日々を再体験して見つけたものとは?『ベル・エポックでもう一度』6月公開!

フランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ主演最新作『LA BELLE EPOQUE(原題)』が、邦題『ベル・エポックでもう一度』として6月に公開されることが決定した。

本作は、生涯忘れられない“あの日”を、広大な映画撮影セットで再現する“タイムトラベルサービス”を利用した男性が、輝かしき日々を再体験するも、思いがけない出来事に巻き込まれてしまうヒューマンドラマ。

主人公ヴィクトル役は長きにわたってフランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ、また妻のマリアンヌ役は国民的大女優ファニー・アルダンが演じ、フランス映画界の至宝と称えられる二人の共演が実現した。さらに、“タイムトラベルサービス”の生みの親で総監督を務めるアントワーヌにはギヨーム・カネ、彼の恋人でヴィクトルの“運命の女性”を演じることになったマルゴにはドリア・ティリエが扮する。

監督・脚本・音楽は、『タイピスト!』などに俳優として出演し、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが手掛け、今を生きるすべての人を応援する人生讃歌を誕生させた。

本作は、2019年カンヌ国際映画祭で上映されるや高評価を獲得し、その後のフランス公開時には当時全世界でスーパーヒットを記録していた『ジョーカー』から興行ランキングの首位を奪って初登場第1位を記録。国内最高峰の賞となるセザール賞では3部門受賞、8部門ノミネートを果たした。

『ベル・エポックでもう一度』
6月 シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督・脚本・音楽:ニコラ・ブドス
出演:ダニエル・オートゥイユ ギョーム・カネ ドリア・ティリエ ファニー・アルダン ピエール・アルディティ ドゥニ・ポダリデス
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 今や何もかもがデジタル化された社会、タブレットかスマホさえあれば、たいていのことは解決できる。そんな世の中の変化についていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)。仕事を失い、妻のマリアンヌ(ファニー・アルダン)にも見放されてしまった父を元気づけようと考えた息子は、友人のアントワーヌ(ギヨーム・カネ)が始めた“タイムトラベルサービス”をプレゼントする。映画製作の技術を応用して客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスだ。ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエストする。指定されたセットに行くと、まさに1974年のリヨンの街並みと彼が泊まったホテルがそこにあった。部屋に用意された70年代ファッションに着替え、今はなき想い出のカフェで、アントワーヌの恋人で女優のマルゴ(ドリア・ティリエ)が演じる“運命の女性”と出会うヴィクトル。記憶通りの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になり、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、延長の為に妻に内緒で唯一にして全財産である別荘まで売り払ってしまう。しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていた…。

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