“タイムトラベルサービス”驚きのエンディングとは!?『ベル・エポックでもう一度』予告篇

フランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユ主演最新作『ベル・エポックでもう一度』の公開日が、6月12日に決定。併せて、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、生涯忘れられない“あの日”を、広大な映画撮影セットで再現する“タイムトラベルサービス”を利用した男性が、輝かしき日々を再体験するも、思いがけない出来事に巻き込まれてしまうヒューマンドラマ。

予告篇は、職を失い妻に疎まれ、最新のデジタル機器にも対応できず、時代にも取り残されてしまった元売れっ子イラストレーターのヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)が、息子から“あるプレゼント”を受け取るシーンから始まる。そのプレゼントは、戻りたい時代を完璧に再現してくれるという、体験型のエンターテインメントサービス“タイムトラベルサービス“だった。戻りたい時代についてヴィクトルは、「1974年。運命の女性に出逢った日だ」と、妻を目の前にして平然と答える。そして、映画撮影セットに登場した1974年のフランス・リヨンの街並み。廃業したはずのホテルやカフェが完璧に再現され、「まるで本物のようだ」と驚くヴィクトル。運命の女性と“あの日のあの場所”で再会を果たし、「出逢った日、君は落ち込んでた」と当時を振り返りながら、大切な過去を再体験していく様子が映し出されていく。全財産を注ぎ込んで延長を希望するほどサービスに夢中になり、「毎日が楽しい」とまるで生まれ変わったかのように生き生きとしていくヴィクトルに対して、「一体何が起きてる?」と予定とは違う流れに困惑するサービス業者。再現された過去と変化していく現代で様々な思いが交錯し、順調だったはずの体験サービスは思いもよらない方向に進んでいく。

『ベル・エポックでもう一度』
6月12日(土) シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督・脚本・音楽:ニコラ・ブドス
出演:ダニエル・オートゥイユ ギョーム・カネ ドリア・ティリエ ファニー・アルダン ピエール・アルディティ ドゥニ・ポダリデス
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 職を失い妻にも見放された、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)。ある日、映画撮影セットに過去を再現する、体験型エンターテイメントサービス“タイムトラベルサービス”をプレゼントされた彼は、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストする。完璧に蘇った“あの日のあの場所”で“運命の女性”と再会した彼は、輝かしき日々の再体験に夢中になり、延長のために妻に内緒で全財産を注ぎ込んでしまう。しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていた…。

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