ジル・ルルーシュ監督作 おじさんシンクロチームの奮闘を描く『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』7月公開!

スウェーデンのサエないおじさんシンクロチームの人生リスタートをかけた実話を、ジル・ルルーシュ監督がマチュー・アマルリック主演で描くヒューマンドラマ『SINK OR SWIM』(原題)が、邦題『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』として、7月12日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

二年前からうつ病を患い、会社を退職して引きこもりがちな生活を送っているベルトラン。子供たちからは軽蔑され、義姉夫婦からも嫌味を言われる日々をどうにかしたいと思っていたある日、地元の公営 プールで「男子シンクロナイズド・スイミング」のメンバー募集を目にする。途端に惹きつけられたベルトランはチーム入りを決意するが、そのメンバーは皆、家庭・仕事・将来になにかしらの不安を抱え、ミッドライフ・クライシス真っただ中のおじさん集団だった。シンクロ選手のコーチ、デルフィーヌのもと、あらゆるトラブルに見舞われながらもトレーニングに励むおじさんたち。そして無謀にも、世界選手権で金メダルを目指すことになる。

本作の最大の魅力の一つが、劇中登場する様々なタイプの“おじさんキャラクター”たち。引きこもりニートおじさん・ベルトランをはじめ、不満だらけの怒れるおじさん・ロラン(ギョーム・カネ)、現実に向き合えない中二病おじさん・マルキュス(ブノワ・ポールヴールド)、夢に破れた夢追いおじさんシモン(ジャン・ユーグ・アングラード)、いつも一人ボッチのピュアおじさん・ティエリー(フィリップ・カトリーヌ)など、まるでダメなおじさんたちの見本市だが、どうしても憎みきれず応援したくなる愛らしさで溢れる。

監督はフランス公開一週目で興行収入25億円を突破した大ヒット作『セ・ラ・ヴィ』にも俳優として出演、多彩な才能を持つジル・ルルーシュ。そして、主演を務めるのはフランスを代表する演技派俳優、マチュー・アマルリック。『潜水服は蝶の夢を見る』でアカデミー賞にノミネート、2017年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門ポエティックストーリー部門を受賞、彼の元パートナーであり、パリが生んだ20世紀最高の歌姫『バルバラ~セーヌの黒いバラ』では監督・脚本・出演を務めるなど才能あふれる彼が、劇中、実際とは真逆のうつ病を患い引きこもりがちの“なさけないニートおじさん”を演じる。

『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』
7月12日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督:ジル・ルルーシュ
脚本・脚色:ジル・ルルーシュ アメッド・アミディ ジュリアン・ランブロスキーニ
出演:マチュー・アマルリック ギョーム・カネ ブノワ・ポールヴールド ジャン・ユーグ・アングラード
配給:キノフィルムズ/木下グループ

【ストーリー】 二年前からうつ病を患い、会社を退職して引きこもりがちな生活を送っているベルトラン(マチュー・アマルリック)。子供たちからは軽蔑され、義姉夫婦からも嫌味を言われる日々をどうにかしたいと思っていたある日、地元の公営プールで「男子シンクロナイズド・スイミング」のメンバー募集を目にする。途端に惹きつけられたベルトランはチーム入りを決意するが、そのメンバーは皆、家庭・仕事・将来になにかしらの不安を抱え、ミッドライフ・クライシス真っただ中のおじさん集団だった。シンクロ選手のコーチ、デルフィーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)のもと、あらゆるトラブルに見舞われながらもトレーニングに励むおじさんたち。そして無謀にも、世界選手権で金メダルを目指すことになるのだが…!?

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