堂本光一「俺の体力が持たなかった…着てるだけで疲れちゃう」殺陣シーンでの本音をポロリ

作・構成・演出・主演を堂本光一が務め、数々の伝説を生んだミュージカル『Endless SHOCK』が、2月1日より映画館での公開初日を迎え、同日に帝国劇場で行われた初日舞台挨拶にキャストの堂本光一、上田⻯也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里が登壇した。

映画『Endless SHOCK』の公開初日を迎えて、堂本は「もうすぐ始まる『Endless SHOCK -Eternal-』は、本編の3年後を描いたスピンオフ作品。どうにかにして本編を観てない方にも『-Eternal-』を楽しんでいただける形はないか」と、映画という形での公開を思いついたという。

そんな思いつきを聞かされた上田は「すっげー面白いなと思って。めちゃくちゃ興奮しまた」とコメント。「光一くんってジャニーさん(故・ジャニー喜多川)の申し子みたいな。ジャニーさんのような発想力があって、普通の人では考えつかない発想をしてくれる」と堂本のアイデアを絶賛した。

堂本のアイデアに、越岡も「嘘だろ!?」と思ったそうだが、「堂本光一さんは有言実行の人。アイデアがすごい」と述べつつ、「銀幕デビューをこんな形でできるとは!?」と笑顔。松崎も「便乗すいません! アンビリーバブル!」と大声で叫んでいた。

殺陣シーンは「本当はもっとたくさん撮りたかった」という堂本。「時間もありましたし、何よりも俺の体力が持たなかった…(笑)」と本音をポロリ。「あの衣装、着てるだけで疲れちゃうんですよ…」と苦笑いを浮かべた。

編集も担当したという堂本は、特に「音のミックスをするのが楽しみ」だったという。雑音を消す作業のときに「松崎が舞台袖でしゃべってる音」を見つけたそうで、その声が「コッシー、あのさぁ!」だったことを暴露。これについて上田は「このシーンは俺と光一くんが一騎打ちするシーンなんですよ」とボヤくと、松崎は「この場をお借りして、このとおりです」と頭を下げずに棒立ちし、「どのとおりだよ!」と全員からツッコまれていた。

『Endless SHOCK』
2月1日より、2週間限定全国ロードショー
Eternal Producer:ジャニー喜多川
監督・作・構成・演出・出演:堂本光一
舞台製作:東宝演劇部
出演:上田竜也 梅田彩佳 越岡裕貴 松崎祐介 石川直 寺西拓人 高田翔 椿泰我 松井奏 前田美波里
配給:東宝映像事業部

【ストーリー】 ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたい、と思っていた。ある日、カンパニーの心を動かすひとつの事件が起きる。新聞に、コウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里)は、コウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出出来る!と喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのタツヤ(上田竜也)も溢れんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやタツヤ、オーナーの娘リカ(梅田彩佳)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせる。そんな時でも…そして、ある事件によって、コウイチの肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥っても、“Show Must Go On!”コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく…。