今年8月28日に43歳の若さで惜しまれつつこの世を去ったチャドウィック・ボーズマンが、最後にプロデュースと主演を務めたクライム・アクション・ミステリー『21ブリッジ』が、4月に公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、ニューヨークのマンハッタン島を舞台に、警察官の父を殺害された過去を持つデイビス刑事が、孤立無援の中、街ぐるみの犯罪に挑むクライム・アクション・ミステリー。
予告編では、アンドレ刑事(チャドウィック・ボーズマン)がマンハッタンを舞台に激しいアクションを繰り広げる。21の橋が架かるNYマンハッタン島で、8人の警察官が殺される強盗事件が発生。現場に駆けつけたアンドレ刑事はその事件の凄惨さに驚愕する。マッケナ署⻑(J・K・シモンズ)の指令によりフランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで事件を追うアンドレ。彼らは21全ての橋を封鎖し、犯人を追い詰める作戦を決行する。しかし事件を追うなかで、単なる強盗事件ではないと気づき始めるアンドレ。果たして彼は犯人を捕らえ、その奥に潜む陰謀を暴くことができるのか?
本作はNY市の全面協力を得て、実際に夜間のマンハッタンで封鎖シーンが撮影された。“マンハッタン完全封鎖”という壮大な計画が、緊迫感とリアリティに溢れる映像で描かれる。ボーズマンは役作りとして、本物のNY市警の警官と夜間パトロールに同行する熱の入れよう。また、走行中の地下鉄などで繰り広げられる激しい銃撃戦から本格的なアクションを予感させつつも、登場人物それぞれが秘密を抱えていることを匂わせ、随所に謎を残していく。単なる犯人追走劇に止まらない壮大な物語が期待でき、迫力の映像と激しい銃撃戦に思わず息を飲む映像となっている。
ポスタービジュアルには、マンハッタンに架かる橋を背に、強い眼差しで拳銃を構えるアンドレ刑事の姿と、「最後まで、戦う。」というコピーが収められ、ラストの瞬間まで見逃せない展開を予感させる。
『21ブリッジ』
4月 全国ロードショー
監督:ブライアン・カーク
製作:ジョー・ルッソ アンソニー・ルッソ
脚本:アダム・マーヴィス マシュー・マイケル・カーナハン
出演:チャドウィック・ボーズマン シエナ・ミラー テイラー・キッチュ J・K・シモンズ
配給:ショウゲート
【ストーリー】 NY市警の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、同じ警官だった亡き父親への想いを胸に、忙しい日々を過ごしていた。そんな折、真夜中に大量のコカインを奪って逃げた犯人二人組が、警察官8人を殺害する凶悪な事件が発生。マッケナ署⻑(J・K・シモンズ)の指令により、アンドレは麻薬取締班のフランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで捜査を開始。そしてNYマンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖し、追い詰める作戦に出た。夜明けまでには犯人の居場所を突き止め、逮捕しなければならない。だがアンドレは追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは!?
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