木原瑠生「お邪魔しました、元気で」男女3組の“別れ”と“新しい一歩”の物語!YOASOBI『たぶん』予告編&ポスタービジュアル

小説を音楽にする大人気ユニットYOASOBIの原作を映画化する『たぶん』が、11月13日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、大学生カップルで同棲をしていたが気持ちのズレを感じ、別れを選んだササノとカノン、夏の大会が自粛で中止となってしまった高校サッカー部員・川野とマネージャー・江口、そして社会人で恋人同士だがお互いの気持ちに応えられなくなっているクロとナリ、3組の男女の“最も切ない別れ”と“新しい一歩”を描いた物語。

予告編は、ササノ(木原瑠生)がカノン(小野莉奈)と同棲していた部屋から、荷物をまとめ「お邪魔しました、元気で」と早々と立ち去る場面から始まり、原案となった小説「たぶん」のシーンを彷彿とさせる。そして主題歌YOASOBIの「たぶん」に乗せて“最も切ない別れ”を迎える「ササノとカノン」、「川野(寄川歌太)と江口(吉田美月喜)」、「クロ(糸川耀士郎)とナリ(めがね)」3組の男女が映し出される。「たぶん」の音楽が止まると同時に現れる「新しい時代の新しい選択」は、新しい生活様式を余儀なくされ、変化していく時代に今まで通りの関係ではいられなくなった6人を表す。6人がどのような新しい選択をするのか気になるところで、最後はササノの「これで僕たちは前に進める」という印象的な言葉と涙で締めくくられる。

ポスタービジュアルには、キャッチコピー「曖昧な言葉の中にある、確かな気持ち」を確認しているかのような表情を浮かべる、3組の男女の姿が収められる。

『たぶん』
11月13日(金) 全国公開
監督:Yuki Saito
原案:しなの
脚本:岸本鮎佳
主題歌:YOASOBI「たぶん」
出演:木原瑠生 小野莉奈 寄川歌太 吉田美月喜 黒澤はるか めがね 糸川耀士郎
配給:イオンエンターテイメント

【ササノとカノン ストーリー】 大きな物音で目覚めるカノン(小野莉奈)。別れたササノ(木原瑠生)が部屋を整理しに帰ってきていた。同棲を始めた時、「私たちは変わらない」そう思っていたのに些細なことで少しずつ“ズレ”を感じ、別れを選んだ二人。大学はオンライン授業になり、就職活動を控える中、将来を真剣に考えるカノンと楽観的なササノ。どうしてこうなったの?悪いのは彼なのか、私なのか。たぶん…。

【川野と江口 ストーリー】 サッカー部の川野(寄川歌太)とマネージャーの江口(吉田美月喜)はビデオ通話をしていた。今頃、最後の大会を迎えているはずだったが、今年は自粛により中止に。努力が報われないまま、憂鬱な受験の話をしていた。通話を切ると川野のラインにチームメイトから江口が東京へ引っ越すと知らされる。3年間チームと自分を支えてくれていた江口のことを思い、気づくと川野は自転車で走り出していた…。

【クロとナリ ストーリー】 インテリアデザイナーのナリ(めがね)は彼氏のクロ(糸川耀士郎)となかなか連絡が取れず、直接家を訪ねる。インターホンを押すとクロが出迎えるも、玄関にはヒールの靴が。アリサと名乗る女性は編集の仕事をするクロの元同僚。クロが貸していたDVDを返しにきていたという。クロのことが大好きなナリは動揺を隠せずその場で言い合いになってしまう。こんなにも好きなのに…。

©︎ソニー・ミュージックエンタテインメント