岡本かの子の傑作小説を、峯田和伸、橋本マナミ、ヤオ・アイニンら共演で映画化し、日本・台湾・マレーシアの3つの街の年越しを舞台に、素直になれない恋人たちを描いた映画『越年Lovers』が、12月18日より山形と仙台にて先行公開される。このほど、全国公開日が2021年1月15日に決定し、併せて、オフショットがお披露目となった。
本作は、雪に包まれた日本の山形、台湾の首都・台北と彰化(しょうか)県の海辺の町、そしてマレーシア・クアラルンプールの魅力的な3つの地で紡がれる恋の物語。
オフショットには、コタツに入りながら真剣な表情でグオ監督の演技指導を受ける峯田と橋本の姿や、一方で無邪気にカメラを構え同級生役のキャスト二人を撮影しようとする橋本と、その後ろでギターを弾く峯田の姿が収められる。本編から溢れる寛一(峯田和伸)と碧(橋本マナミ)の真面目さと優しさがにじみ出た写真となっている。
『越年Lovers』
12月18日(金)より、山形、仙台にて先行公開
2021年1月15日(金) 全国公開
監督・脚本:グオ・チェンディ
原作:岡本かの子「越年 岡本かの子恋愛小説集」「老妓抄」
出演:峯田和伸 橋本マナミ ヤオ・アイニン(ピピ) オスカー・チュウ ユー・ペイチェン ウー・ホンシュウ 菜葉菜 吉村和彬 岡野一平 結城貴史
配給:ギグリーボックス
【作品概要】 越年…新しい年を迎える瞬間の高揚はどこから来るのだろう。きっとそれは、新しいことが始まることへの希望。いきなり男にビンタをされたシャオラン(ヤオ・アイニン)、初恋の相手に会うために数十年ぶりに帰郷した寛一(峯田和伸)、亡き母の家を片付けるモーリー。日本、台湾、マレーシアの年越しの風景を舞台に、不器用な3組が織りなす物語。台湾・アカデミー賞受賞(金馬奨)監督のグオ・チェンディが愛に生きた作家・岡本かの子が紡いだ傑作小説をもとに、素直になれずにこじれた恋心たちを描く。恋だけが人生じゃない。けれど、こんな恋があってもいいと思わせてくれる恋の物語。年を越えたら、新しい人生に出会えるかもしれない。
©2019 映画「越年」パートナーズ