田中俊介が暴力的な人格に覚醒!血しぶき舞うラブストーリーが開幕!『恋するけだもの』予告編&ポスタービジュアル

2018年8月に公開されたショートフィルム『恋のクレイジーロード』を白石晃士監督自身が新たにリブートし、主演を田中俊介、共演を宇野祥平が続投する『恋するけだもの』。新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて8月公開予定の劇場公開が延期されていたが、このほど、新たな公開日が11月21日に決定し、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、“女装男が男に声をかけ、交際を断ると殺す”という都市伝説が残る、山に囲まれた田舎を舞台に巻き起こるバイオレンス・スーパーナチュラル・ラブストーリー。過去を隠して工務店でバイトする宙也(田中俊介)を中心に、女装男が現れたことから始まる恋のさや当てと殺し合いは、工務店の社長や従業員、スナックのママやスタッフを巻き込んで阿鼻叫喚の地獄絵図へと発展する。

ポスタービジュアルは、ポップな要素の中にも狂気を感じさせるビジュアルに仕上がった。

『恋するけだもの』
11月21日(土) 全国順次公開
監督・脚本:白石晃士
出演:田中俊介 宇野祥平 上のしおり 木村知貴 細川佳央 大迫茂生 久保山智夏 金子鈴幸
配給:白石晃士と坪井篤史の映画狂人ロード

【ストーリー】 過去を隠して田舎町の工務店で働きはじめた宙也(田中俊介)。内気な彼は決して過去を語らず、クセのある仕事の同僚たちから日常的に暴力を振るわれながら「辞めるなよ」と脅されていた。そして町では最近、こんな都市伝説が語られていた。“男が道を歩いていると、関西弁の女装男から「つき合って」と声をかけられ、断ると殺される”と。ある日、宙也に同僚の栞(上のしおり)が「一緒にここから逃げよう」と持ちかける。彼女によれば工務店の人間は人殺しで、宙也もそのうち遊び半分で殺されるという。お互いに好意を寄せていた二人は町外れのスナックで会う約束をする。だが、逃亡に気づいた工務店の同僚、社長と風太はすぐそこまで迫っていた。果たして二人の逃亡は成功するのか…?緊張が高まるなか“女装男”(宇野祥平)が現れ、宙也に一目惚れしたことから事態は急変、それぞれの恋が暴走し、ぶつかり合い、血しぶき舞うラブストーリーが幕を開ける。

©︎2020 白石晃士/ダブルフィールド