池田エライザ、ドラマ版完成に「映画そのままでホッとしました」ドラマ「ルームロンダリング」第1話先行上映会&トークショーレポート

映画企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した企画を池田エライザ主演で映画化した『ルームロンダリング』のドラマ版「ルームロンダリング」が、11月よりMBS/TBSドラマイズムにて放送開始となる。このほど、11月1日に目黒セントラルスクエアにて本作の第1話先行上映会とスペシャルトークショーが行われ、キャストの池田エライザ、オダギリジョー、事故物件公示サイト代表の大島てるが登壇した。

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初めに、池田は「映画に引き続き、(ドラマの)第1話をお披露目できるのは皆様のおかげだと思っています」と感謝の気持ちを述べ、オダギリも「映画がドラマ化することはなかなかあることではないですし、初めて経験しました。皆さんのおかげです」と挨拶した。

映画の撮影から1年半ほど経ってからのドラマ版の放送となり、池田は「深夜に放送されるドラマで、映画そのままのクオリティでやれちゃうんだなと。映画『ルームロンダリング』そのままですごくホッとしました」とコメント。オダギリは「映画とはまた違う話の進め方になるので、より楽しく観られる部分もあるでしょうし、映画と同じようなスピリットで作ってこられた部分もあります」と語った。また、主人公・御子を再び演じた池田は「御子ちゃんは人とのコミュニケーションがまだまだこれからという子で、映画版と変わらずドラマ版でもお化けたちに引っ張られている。(御子が)どうしたくなった、どういう気持ちになったのかということは大事にしたいと思っていました」と役への向き合い方を明かした。

また、ドラマ版ではゲストキャストも登場し、3・4話に出演する生駒里奈との共演について、池田は「かわいいんです!彼女が涙するシーンがあるんですけど、こっちまで泣けてきちゃうくらい美しくてピュア」とコメント。また、映画では御子が住む部屋の隣人だった、伊藤健太郎演じる虻川亜樹人と御子の恋愛も見どころの一つで、「御子ちゃんは鈍感なのに前のめりだから、亜樹人くんがかわいそうなんです。でも、それが唯一漫画っぽくて好きですね」と語った。5・6話はTSUTAYAプレミアムで配信されるオリジナルエピソードとなり、オダギリによると「ロードムービー」とのことで、「オフビートな、ちょっとくすくすできるような作品になっています」とアピールした。

ここで、事故物件に住んで履歴を帳消しにする“ルームロンダリング”が本作のテーマであることにちなみ、事故物件公示サイト「大島てる」代表の大島てるが登場。13年間事故物件を紹介し続けた大島が、これまで関わった事故物件で最もインパクトがある「“おしり”で窒息死させた」という実例を紹介すると、オダギリは「複雑な気持ちになりましたね…」と驚いていた。

最後に池田は、ドラマ版の完成は「皆様のおかげだと思っています」と改めて感謝の気持ちを伝え、「おもしろくなっていますので、期待して放送の日をお待ちください」と挨拶し、トークショーは終了した。

「ルームロンダリング」
11月4日(日)よりMBS、11月6日(火)よりTBSほかにて放送開始(全4話)
MBS:毎週日曜 深夜0時50分~/TBS:毎週火曜 深夜1時28分~放送
11月7日(水)よりTSUTAYAプレミアムにて配信開始 ※オリジナルエピソード独占配信
監督・原案:片桐健滋
脚本:櫻井剛
出演:池田エライザ 渋川清彦 伊藤健太郎 奥野瑛太 矢本悠馬 生駒里奈 宇野祥平 田口トモロヲ オダギリジョー

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