池田エライザ主演『ルームロンダリング』漫画家・羽生生純の描き下ろしイラスト&コメント

映画企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した企画を池田エライザ主演で映画化した『ルームロンダリング』が7月7日より全国ロードショーとなる。このほど、本作のコミカライズを手掛けた漫画家・羽生生純の描き下ろしイラストがお披露目となり、併せて羽生よりコメントが寄せられた。

本作は、事故物件に住んで物件を浄化するアルバイト“ルームロンダリング”をしている主人公の御子が、部屋に居座る幽霊たちのお悩み解決に巻き込まれていくというストーリー。主人公・御子役には池田エライザ、御子にロンダリングの物件を斡旋する叔父役にオダギリジョー、御子の隣に住む青年・亜樹人役に伊藤健太郎、さらに個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じるほか、木下隆行(TKO)、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりらが脇を固める。

漫画版は、2017年12月より月刊コミックビーム(KADOKAWA刊)にて連載されており、5月には上巻のコミックスが発売された。コミカライズを手掛けたのは、「俺は生ガンダム」や松尾スズキ監督で映画化された「恋の門」などの漫画家・羽生生純。映画とは一味違う、独創的な世界観で『ルームロンダリング』を描いている。描き下ろしイラストは、池田エライザがアヒルを片手に佇む映画のポスタービジュアルをイメージしたものとなっている。

また、本作の公開劇場である渋谷HUMAXシネマにて、「オリジナルポストカード付ちょっと幸せになるクリームソーダ」の発売が決定。ポストカードは6種類あり、キャストの写真3種類、漫画のイラスト3種類が、ランダムでプレゼントされる。

■羽生生純 コメント
映画『ルームロンダリング』は、片桐監督やスタッフ、キャストの皆さんが丹精して産み育ててきたもので、とてもポップで可愛らしい部分を持った、良質のドラマです。漫画化をさせていただいております私の画風は、ポップさのカケラもないですが、異母兄弟みたいなものというか、同じDNAを持って生まれたけれども全然違う環境で育ったような、そういう漫画になっております。

『ルームロンダリング』
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋 梅本竜矢
出演:池田エライザ 渋川清彦 伊藤健太郎 光宗薫 オダギリジョー
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、訳アリ物件に自分が住むことによって“物件を浄化する”というルームロンダリングだった。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は失踪した母親との再会を果たすが…。

©2018「ルームロンダリング」製作委員会