西田敏行「全面的にアドリブでやらせていただいた」夏木マリ、小日向文世、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演!香取慎吾「誰かが、見ている」特報映像&キャラビジュアル

Amazon Prime Videoのプライム会員向けサービスが日本で開始されて5周年を迎えた記念作品として、三谷幸喜が演出・脚本、香取慎吾が主演を務めるAmazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」が、9月18日より独占配信される。このほど、追加キャストとして、夏木マリ、西田敏行、小日向文世、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演することが発表され、併せて、特報映像とキャラクタービジュアルがお披露目となった。

本作は、何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎を中心に巻き起こるドタバタを描いたシットコム(シチュエーションコメディの略)。ひょんなことから、のぞき穴と父・次郎のひそかな楽しみに気付き、最初は否定しながらも真一のドジな魅力の虜となってしまった娘のあかねも加わって、物語は一気に予想もしない方向に進んでいく。

特報映像には、ありえないハプニングを巻き起こす舎人真一(香取慎吾)と、個性あふれる登場人物たちが映し出される。何をやっても失敗ばかりの舎人真一。しかし何故か憎めず、思わず応援してしまいたくなるような不思議な魅力に囚われてしまったのが、隣の部屋に住む粕谷次郎(佐藤二朗)と、その娘のあかね(山本千尋)。あまりに舎人の魅力にハマってしまったあかねは、舎人の日常を勝手に動画配信してしまおうと思いつく。次第に人気者になってしまう舎人、そして配信の事実を知らない舎人の周りに巻き起こる、予想もできない展開。たくさんのユーモアと、底抜けに明るい“笑い”に溢れた映像になっている。

新たなキャストとして、舎人の母親役、尚美に、夏木マリ。“舎人真一にこの母親あり”と思わせる強い個性の持ち主。舎人は母親を前にした時どのような行動に出るのだろうか。そのほか、先日出演が発表された稲垣吾郎を含め、くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、髙嶋政宏、寺島進、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子の総勢16名が意外な登場を果たす。さらに登場人物に限らず、声の出演という形でも、俳優としての活躍にとどまらず人気アニメや名作映画の吹替、ナレーションと幅広い活躍をみせる山寺宏一と戸田恵子が出演、そして脚本・演出の三谷自身もある役で登場する。規格外の本作だからこそ実現したキャスティングとなっている。映像の中でそれぞれの役柄の詳細には触れられていないが、予想もしない失敗ばかりを繰り返す舎人のドラマに巻き込まれていくのは必至だ。

▼キャスト コメント

■夏木マリ(舎人の母親役)
例えば…舞台裏を走って隣のセットに行くということが観客の皆さんには観ていただけないのですが、そこが面白かったりしました。普段、ドラマではないことですものね。「ルーシーショー」とか「奥さまは魔女」とかシチュエーションコメディのようなドラマを60年代から70年代に観ていて、俳優の仕事をはじめた時から、演じてみたいと思っていました。仕事をはじめて40年以上経ちますが、今やりたい形のドラマをやらせていただけて楽しいです!三谷幸喜さんの演出、香取さんが主演のこのシチュエーションコメディ、楽しんでいただければと思います。

■くっきー!(野性爆弾)
これまでは見ているだけでしたが、今回三谷組に正式に加入できました。これが僕の役者人生のスタートかなと思います。役作りに4ヶ月かかったので(笑)、その成果が出たのではないかと思います。

■西田敏行
香取君とはテレビドラマでもご一緒して、三谷さんが監督なさった映画にも3本出てますので気の置けない仲間、という感じでやらせていただきました。今日はアドリブOKということでしたので全面的にアドリブでやらせていただき、実に楽しい時間でした。

■松岡茉優
三谷さんの映像作品で演出をつけていただくのは初めてで。一視聴者としても大変配信が楽しみです。私はまさに子どもの頃、学校中で「マヨチュチュ」(慎吾ママ)していた世代なので香取さんと目をあわせなくてよい役でよかったです。

■八嶋智人
三谷さんからお呼びがかかり、嘘かホントがわからないダメ出しをされ撮影しました。楽しく終えられたのは慎吾くんのおかげです。楽しみに。

■さとうほなみ
けっこうな試みの番組だと思いますので参加できてとてもうれしく思います。楽しみです!!香取さんの先輩役ということで先輩風を楽しく吹かせていただけたらと思います。

■橋本マナミ
その場で全部決めると言われていたのでどうなることかと思っていましたが、三谷様は色々と何回もやってくださって香取さんもおもしろくて、笑わないようにするのが大変でした。楽しかったです!

■寺島進
三谷監督と久しぶりに、香取慎吾さんともご一緒できて、よい2019年の仕事納めになりましたね(収録日:2019年12月28日)。やはり彼(香取さん)の集中力というのが昔と全然かわってないなと思って、とても呼吸が合う感じがしましたね。

■髙嶋政宏
最高でした!シットコム!凄すぎる!このドラマは収録2発勝負のみ。企画自体の潔さがハンパない!今回、香取さんからは笑いの神の仕事を、まざまざと見せつけられました。過去、三谷さん演出のショウにゲストでチラッと出たことはあるものの、三谷幸喜さんが大好きな僕にとって、感慨深い忘れられない一日になりました!

■新川優愛
三谷監督の作品を小さい頃から見ていて好きな作品が沢山あります。そんな三谷さんとご一緒させて頂ける機会は貴重だなと思いました。私は7話だけの出演ですが、テンポ感がおもしろかったりクスッと声を出して笑ってしまうところが沢山あるので、三谷作品ならではの部分を楽しんでいただけたらと思います。

■小日向文世
久々に現場で三谷さんとご一緒させて頂けているのがうれしいですね。現場に三谷さんがいて、俳優としているのでなんだかうれしい、くすぐったいですね。シチュエーション自体が笑っちゃいそうで、おおまじめにやってますが、どこかでくすくす笑い声が聞こえてきそうな、まして大竹さんがこちらにいるのでもう贅沢ですね!

■大竹しのぶ
役のメイクプランを見た時に、どうしたらこの発想が生まれるのか本当に三谷さんの面白さに脱帽です。現場で小日向さんの演技を見てまたびっくり。お腹が痛くなる程、ずっと笑っていました。笑うって本当に素敵なことなんだなと、三谷作品に出演する度に心から思うのです。ほんの少しだけだったけど、出演できて幸せでした。

■山谷花純
台詞のひとつひとつの意味だったり、どこにとどけるのか、言葉の中につよく意味がこめられていて、本番でどういう風にお芝居できるのか凄く楽しみです。他のドラマとは違ったリアリティや生々しさ、緊張感などがドラマから伝わると思うので楽しみにしていて頂きたいと思います。

■稲垣吾郎
すごく楽しかったです。この独特なスタイルのドラマ初めてだったので、想像がつかなかったんですけど転校生みたいで、舞台とも違いますしドラマの撮影とも違いますし、なんともいえない不思議な感触だったのですが、お客さんも楽しんで下さっていたので手応えはありました。違うお客さんを入れ替えて3回、4回とやってくのも楽しいのではないかなと思いましたが、2回だけなんで。そこがこの作品の良さかも知れませんね。

Q:稲垣&香取出演の部分について。
往年の漫才師がでてきたような、そういう安心感があったと(三谷さんに)言って貰えたのはうれしかったです。

■近藤芳正
1シーンだけで、三谷さんから「縁起もの」として呼ばれました。この作品全体がうまくいきますようにということで呼ばれていると思うので、僕の使命は演技どうのこうのより以前に、この作品全体がうまくいけばいい、と。うまくいけばそれは全部僕のおかげかと(笑)。「縁起物」として機能を果たせれば幸せだと思っております。絶対面白いです!!

Amazon Original新ドラマシリーズ「誰かが、見ている」
9月18日(金)より、Amazon Prime Videoにて独占配信
演出・脚本:三谷幸喜
出演:香取慎吾 佐藤二朗 山本千尋 長野里美 宮澤エマ 夏木マリ くっきー!(野性爆弾) 西田敏行 髙嶋政宏 寺島進 稲垣吾郎 山谷花純 近藤芳正 松岡茉優 橋本マナミ 八嶋智人 さとうほなみ 小日向文世 大竹しのぶ 新川優愛 小池栄子

【ストーリー】 黄色いつなぎがトレードマークの舎人(香取慎吾)。誰も予想のできない失敗を繰り返す舎人に、ハラハラドキドキ、観てるこちらは気をもみつつ、何故か最後はくすっと笑ってしまう。何故なら、彼の振る舞いには人間味とユーモアが溢れていて、どこか憎めず、誰からも愛される魅力を放っているから。そんな舎人の面白さに気付いた隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)は、舎人の日常をこっそりのぞき見することがひそかな楽しみ。そんなある日、娘のあかね(山本千尋)にのぞき見がバレてしまい慌てふためく次郎。しかし、いつの間にかすっかり舎人の虜になってしまったあかねは、次郎が考えもしなかった、あるとんでもないことを思いつく…。舎人の人生を大きく変えてしまうあかねの思いつきとは?