「ザ・バンド」の結成から解散までを追ったドキュメンタリー『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』10月公開!

マーティン・スコセッシとロン・ハワードが製作総指揮を務めた、ロック史上最も重要なバンドの一つ「ザ・バンド」の結成から解散までを追ったドキュメンタリー『ONCE WERE BROTHERS:ROBBIE ROBERTSON AND THE BAND(原題)』が、邦題『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』として10月23日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。

1976年11月25日、サンフランシスコのウィンターランド・ボールルーム。激動の70年代後半に、一つのバンドがその活動に終止符を打った。彼らの名は「ザ・バンド」。ボブ・ディランをはじめ、音楽史に偉大な足跡を残したミュージシャンたちから尊敬される、ロック史上最も重要なバンドの一つである。本作は、ギターのロビー・ロバートソンが2016年に綴った自伝を元に、バンドの誕生から“ビッグピンク”でのレコーディング、メンバーたちの熱い友情と軋轢、そして伝説的解散ライブ「ラスト・ワルツ」まで…才能、幸運、苦悩、狂気が横溢する創造の旅路を追ったドキュメンタリー。

製作総指揮をマーティン・スコセッシ、ロン・ハワードが担当し、ザ・バンドを敬愛する音楽界の超大物たちも次々に登場する。

若き日にザ・バンドの初アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」を聴いてショックを受けたと語るのが、ボスの愛称で知られるアメリカン・ロックの雄、ブルース・スプリングスティーン。一方、“ギターの神様”エリック・クラプトンは彼らの音にほれ込み、ウッドストックに出向いて、グループへの加入を切望したことを告白する。ほかにもソウルフルな歌声で知られるヴァン・モリソン、ザ・ビートルズの元メンバー、故ジョージ・ハリソン、知性派ミュージシャンのピーター・ガブリエル、ベテラン・ブルースマンのタジ・マハールなど、音楽界の重鎮たちが次々に顔を見せ、ザ・バンドのオリジナルな魅力を振り返る。これ以上の顔ぶれは考えられないほど、贅沢な出演陣となっている。

また、当時、ウッドストックに住んでいたボブ・ディランとの特別な友情やセッションの様子も描かれ、音楽史上のスリリングな瞬間を垣間見ることもできる。

ポスタービジュアルには、ザ・バンドの5人が寄り添った写真に「音楽も仲間も心から愛していた」というコピーが添えられる。ロビー・ロバートソンが「あまりにも美しい関係だった」と語る5人の絆がうかがえる。

『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』
10月23日(金)より、角川シネマ有楽町、渋谷WHITE CINE QUINTOほか全国順次公開
監督:ダニエル・ロアー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ ロン・ハワード
原案:ロビー・ロバートソン「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」
出演:ロビー・ロバートソン リック・ダンコ リヴォン・ヘルム ガース・ハドソン リチャード・マニュエル(以上、ザ・バンド) マーティン・スコセッシ ボブ・ザ・バンドスティーン エリック・クラプトン ピーター・ガブリエル ジョージ・ハリスン ロニー・ホーキンス ヴァン・モリソン タジ・マハール
配給:彩プロ

©︎Robbie Documentary Productions Inc. 2019