『ルース・エドガー』公開延期 新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて

17歳の黒人の高校生ルースの知られざる内面に迫り、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をえぐるサスペンスフルなヒューマンドラマ『ルース・エドガー』が、5月15日より公開される予定であったが、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて公開を延期することとなった。今後の公開予定は、決定しだい発表される。

『ルース・エドガー』
ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて近日公開
監督・製作・共同脚本:ジュリアス・オナー
出演:ナオミ・ワッツ オクタヴィア・スペンサー ケルヴィン・ハリソンJr. ティム・ロス
配給:キノフィルムズ 東京テアトル

【ストーリー】 アフリカ、エリトリア出身のルース・エドガー(ケルヴィン・ハリソンJr.)は文武両道に秀でた17歳の高校生。彼は幼少期に戦場へ駆り出された過酷なトラウマを克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースは、ある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)と対立し、順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミー(ナオミ・ワッツ)とピーター(ティム・ロス)の胸にも疑念を生じさせていく。そして、奇妙な事件がウィルソン教師の身に降りかかることに。はたしてルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしいテロリスト”になり得るのだろうか…。

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