ブリー・ラーソンと『ショート・ターム』監督が再タッグ!ホームレスの両親に育てられた女性の半生『ガラスの城の約束』6月公開!

2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンと『ショート・ターム』のデスティン・ダニエル・クレットン監督が再タッグを組んだ映画『The Glass Castle』(原題)が、邦題『ガラスの城の約束』として、6月14日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストにして、自身の衝撃的半生を綴ったジャネット・ウォールズによる自叙伝「The Glass Castle」を映画化。ニューヨークで自立し幸せに暮らす主人公ジャネットは、関係を断ったホームレスの父との再会をきっかけに、今まで隠して生きてきた子供時代の想い出を呼び起こしていく。ジャネットは、「自分らしく生きる幸せ」を教えて育ててくれた父の想いに気づき、“本当の幸せ”を掴むために再び人生を歩み出す。

原作「The Glass Castle」は、著者のウォールズが華麗なセレブのイメージをかなぐり捨て、過酷な子ども時代の思い出を赤裸々に描いたことが話題を呼び、2006年にはアメリカ図書館協会のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が主催するアレックス賞を受賞。本書は発売から10年以上経った現在もなお、売れ続けている。

主演は、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『キャプテン・マーベル』(3月15日公開)でマーベル映画史上初の女性ヒーロー単独主役を演じるブリー・ラーソン。実在のジャーナリストであるジャネット役を務め、両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せを掴み取ろうと邁進する主人公を好演。単に“毒親”とはカテゴライズできない正邪併せ持つ両親を演じたのは、名優ウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツ。監督には、『ショート・ターム』でラーソンと組んだデスティン・ダニエル・クレットンが務める。

『ガラスの城の約束』
6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
脚本:デスティン・ダニエル・クレットン アンドリュー・ラナム
原作:ジャネット・ウォールズ「ガラスの城の約束」(ハヤカワ文庫)
出演:ブリー・ラーソン ウディ・ハレルソン ナオミ・ワッツ
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネット(ブリー・ラーソン)は、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックス(ウディ・ハレルソン)だった―。レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリー(ナオミ・ワッツ)はアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。

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