初共演となる古川雄輝と竜星涼のダブル主演で贈る、癒し系BL映画『リスタートはただいまのあとで』が、2020年秋に公開されることが決定した。
本作で、都会の生活に疲れて人生挫折中のツンデレ男子・孤塚光臣役に挑戦するのは、2013年に主演したドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」が日本・中国で大ヒットを記録、2014年には、中国「尖叫2015愛奇芸之夜」で日本人初となる“アジア俳優賞”を受賞し、2018年には日韓合作映画『風の色』にて主演を務め、2019年は村上春樹の小説が原作の舞台「神の子どもたちはみな踊る after the quake」に主演するなど国内外で高い評価を得て活躍している古川雄輝。
田舎暮らしで優しい方言のおっとり男子・熊井大和役を演じるのは、2013年にスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ・映画ともに初主演を果たした後、2016年には「Yohji Yamamoto HOMME2016-2017AW Paris Collection」にてパリ・コレクションデビュー、2019年にはディズニー・アニメーション映画『トイ・ストーリー4』でフォーキーの声を担当し、今年は三谷幸喜作・演出の舞台「大地」に出演するなど、俳優・モデル・声優など多岐にわたり活動している竜星涼。
監督は、“泣ける胸キュン映画”の代表とされる『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『パーフェクト・ワールド 君といる奇跡』、『旅猫リポート』など数々の映画をプロデュースしている井上竜太。本作にて長編映画監督デビューを果たす。また、本作は長野県千曲市と上田市にて撮影され、美しい景色と豊かな大自然がスクリーンに繊細に映し出されている。
■古川雄輝(孤塚光臣役) コメント
監督にはデビュー当時からお世話になっており、今回、監督の初の長編映画で主演を務めさせて頂き非常に光栄です。デビュー時からの恩返しをしたいという強い思いを持って作品に挑みました。長野の田舎町で泊まり込み、大自然の中でスタッフとキャストが一丸となって作り上げた作品を是非劇場でご覧下さい。
■竜星涼(熊井大和役) コメント
まだこれが恋なのかさえも、、きっとどなたにでもある異性への感情が同性にも起こり得るその過程を丁寧に描いた新しい作品になっています。自分に足りないものを2人で補いながら新しいステップへと進む姿はとても美しく、逞しく見えるはずです。是非新しい愛のかたちを映画館でお確かめください。
■井上竜太監督 コメント
誰もが、日々の生活の中で、悲しみや孤独を感じ、押し潰れそうになることがあると思う。そんな時、寄り添ってくれる人がいることで、どんなに救われることか。そして勇気をもらえることか。疲れた心を優しく包む映画を目指して作りました。この映画が皆さんの心の癒しになれれば幸いです。
『リスタートはただいまのあとで』
今秋 全国公開
監督:井上竜太
脚本:佐藤久美子
出演:古川雄輝 竜星涼
配給:キャンター
【ストーリー】 職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。大和のことを「馴れ馴れしくてウザい奴」と思っていた光臣だが、父親に実家の家具店を継ぐ事を拒絶され、農園の手伝いをはじめると、大和と過ごす時間が増えていく。ふさぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい大和。次第に、光臣にとって大和は自分の弱さも受け入れてくれる大切な存在に変わっていく。ある夜、酔いつぶれた二人だったが、目が覚めた光臣は寝ている大和に思わずキスをしてしまい…抱いている感情にハッとする。大和の高校の同級生で親友の上田から、「アイツには秘密がある」と耳打ちされたことを思い出した光臣の前に、親しげに大和と話す年上の女性が現れて…。光臣は大和へ想いを伝えることはできるのか?そして、親との確執を乗り越えて、光臣は自分の夢と向き合う事ができるのか?
©映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会