「連続ドラマW 60 誤判対策室」舘ひろしの大人の色気が溢れ出る“いぶし銀”な場面写真

ニューウェーブ警察ミステリー小説「エウレカの確率」シリーズなどで注目を集めた石川智健の人気ミステリー小説「60 誤判対策室」を、主演・舘ひろし、ドラマ初監督となる熊切和嘉によって連続ドラマ化した「連続ドラマW 60 誤判対策室」がWOWOWプライムにて5月6日より放送される。このほど、主演の舘ひろしの大人の色気が溢れ出る場面写真がお披露目となった。

本作は、定年を控える刑事・有馬(舘ひろし)、若手弁護士・世良(古川雄輝)、女性検察官・春名(星野真里)の3名が所属する、死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織「誤判対策室」を舞台に繰り広げられる本格ミステリー。かつて担当した事件で無実の人物を冤罪に陥れた過去がある有馬は、その事件への贖罪の気持ちと冤罪事件の可能性を疑い、「誤判対策室」でとある事件を調査していく。やがて一人の死刑囚にたどり着き、隠されていた真実が次々と浮かび上がってくるが、すでに死刑執行というタイムリミットが迫っていた。

出演はこのほか、春名の上司検事・西島慎太郎を村上淳、詐欺集団の首謀者・矢野高虎役を赤堀雅秋、高虎の妻・矢野琴乃役をハマカワフミエ、有馬の通う風俗店の風俗嬢・マミ役を酒井若菜、冤罪被害者・中倉徹役を竹原ピストル、死刑囚・古内博文役を康すおんが演じる。監督は、『海炭市叙景』や『私の男』、『武曲 MUKOKU』を手がけた熊切和嘉が務める。

主演の舘は、WOWOWのドラマには2007年に放送された『イヴの贈り物』以来11年ぶりの出演となる。本作では、一度止めた煙草を演技のために吸うなど、リアルを求める熊切組の現場に真正面から挑んだ。本作の撮影について、舘は「カッコつけている余裕がなかった」と語っているが、劇中では“いぶし銀”な大人の魅力を出して演じきっている。場面写真では、そんな舘の男泣きする姿から、煙草を手に持ち聞き込みをする姿など、大人の色気漂う姿が捉えられている。

「連続ドラマW 60 誤判対策室」
5月6日、WOWOWプライムにて放送スタート
毎週日曜 夜10:00(全5話)※第1話無料放送
原作:石川智健「60 誤判対策室」(講談社文庫刊)
監督:熊切和嘉
脚本:高田亮
出演:舘ひろし 古川雄輝 星野真里 村上淳 赤堀雅秋 ハマカワフミエ 酒井若菜 竹原ピストル 若松武史 小林勝也 康すおん

【ストーリー】 ベテラン刑事・有馬英治(舘ひろし)は、死刑囚の冤罪の可能性を調査する組織「誤判対策室」で60歳の定年を迎えようとしていた。組織には有馬のほかに若手エリート弁護士・世良章一(古川雄輝)と検察庁から左遷された検事の春名美鈴(星野真里)が所属する。凄腕で知られた有馬だったが、かつて担当した事件で無実の者を冤罪に陥れた過去があった。世良と春名をよそに、定年までを惰性で過ごす有馬にとって「誤判対策室」での日々はどうでもよかったが、ある時一つの事件の情報を入手する。なぜか有馬は取り憑かれたようにその事件を調べ、一人の確定死刑囚・古内博文(康すおん)にたどり着く。かつての事件への贖罪の気持ちと、冤罪を疑い必死になる有馬は、ついに隠されていた真実をみつけるが、すでに古内には死刑執行が迫っていた。