日本が世界に誇る精神“もったいない”について考える珠玉のドキュメンタリー『もったいないキッチン』が、8月に公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
「もったいない」。無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんなもったいない精神に魅せられ映画監督のダーヴィド・グロスは日本にやってくるも、実は日本の食品ロスは世界トップクラス。ダーヴィドは通訳・旅のパートナー、ニキと共に福島から鹿児島まで1600kmを旅してコンビニエンスストアや一般家庭を突撃し、次々食材を救済。日本のシェフや生産者たちの助けを得て、廃棄食材を美味しい料理に変身させるもったいないキッチンを各地でオープンする。次第に二人は“もったいない”がもたらす多くの恵みに気づいていく。
予告編は、映画監督のダーヴィド・グロスが「もったいない」という魅力的な言葉に引き寄せられ日本にやってくるところからスタート。だが、日本は食品ロス大国。年間643万トン(国民ひとり当たり毎日おにぎり一個分)、ひと家庭当たり年間6万円もの食べ物が捨てられる現実に直面する。もったいない精神の国なのになぜ…?もったいない精神はもう日本にはないのか?ダーヴィドはキッチンカーで日本を旅しながらコンビニエンスストアや一般家庭を突撃、まだ食べられるのに捨てられる運命にある食材を救済し、日本のシェフや生産者たちの助けを得ながら、美味しい料理に変身させていく。
ポスタービジュアルでは、本作の監督で主人公となるダーヴィド・グロスと、日本語通訳で旅のパートナーであるニキの二人がキッチンカーの中から笑顔を向けている。このキッチンカーからどんな“もったいない”料理が生まれるのだろうか?
『もったいないキッチン』
8月 シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
監督・脚本・出演:ダーヴィド・グロス
出演:塚本ニキ 井出留美
配給:ユナイテッドピープル
【作品概要】 「もったいない」。無駄をなくすということだけではなく、命あるものに対する畏敬の念が込められた日本独自の美しい言葉だ。そんなもったいない精神に魅せられ日本にやってきたのは、映画監督のダーヴィド・グロス。食材救済人の異名も持つダーヴィドは、前作『0円キッチン』(2015)でヨーロッパ5ヶ国をキッチンカーで巡り、捨てられる運命の食材を美味しい料理に変身させてきた。数々のドキュメンタリー映画賞に輝いた前作から舞台を日本に移し、本作『もったいないキッチン』では通訳・旅のパートナー ニキと共に福島から鹿児島まで1600kmを旅する。実は日本の食品ロスは世界トップクラスなのだ。二人はコンビニエンスストアや一般家庭を突撃し、次々食材を救済。日本のシェフや生産者たちの助けを得て、廃棄食材を美味しい料理に変身させるもったいないキッチンを各地でオープンする。次第に二人は“もったいない”がもたらす多くの恵みに気づいていく。