作家で俳優の木下半太による自伝的小説を映画化する青春群像劇『ロックンロール・ストリップ』が、今夏に公開される。このほど、ジャルジャルの後藤淳平が主演を務めることが発表された。
本作は、大阪のストリップ劇場を舞台に、映画監督を夢見る劇団座長が、売れない劇団員たちとともに奇跡のパフォーマンスを繰り広げる痛快エンターテインメント。
バラエティ、ドラマ、映画など幅広いジャンルで人気を誇る芸人・後藤淳平。映画の単独主演を務めるのは本作が初となる。
■後藤淳平(ジャルジャル/木村勇太役) コメント
監督の自伝的小説の映画化ということでかなりのプレッシャーがありましたが、監督の下積み時代の話が、僕の下積み時代の話とかなり重なる部分があったので思い切ってチャレンジさせてもらいました。「映画監督になりたいんです」という台詞があったのですが、それを実際に映画監督になった監督が撮影しているという状況に鳥肌が立ちました。目をキラキラさせて撮影している監督に引っ張られるように、出演者もスタッフさんも全員目がキラキラしていました。スクリーンからもそのキラキラは必ず伝わります!そして観ているお客さんの目もキラキラさせることでしょう!まだ何者でもない若者ががむしゃらに夢を追う姿は尊い!みんなに観てほしい!!
『ロックンロール・ストリップ』
今夏 テアトル新宿、第七藝術劇場ほか全国順次公開
監督:木下半太
原作:木下半太「ロックンロール・ストリップ」
出演:後藤淳平(ジャルジャル)
配給:ベストブレーン
【ストーリー】 木村勇太(後藤淳平)、25歳。夢は映画監督。今は売れない劇団をやりながら、大阪市K区寿町でバーを経営している。ある日の閉店間際、“冬音”という見慣れぬ美女が店にやってきた。ストリッパーだという彼女は、勇太にストリップ劇場で前座をやってほしいと頼むのだった。なんとか劇場を満員にしたい、力を貸してほしいと。そこから勇太たち劇団員4人の、場末の劇場を舞台にした、笑いあり、涙ありの悪戦苦闘の日々が始まった。
©木下半太・小学館/タッチアップエンターテインメント