ジャルジャル2人で11役に挑む!後藤淳平「こういうのがやりたかったから芸人なってん!」、福徳秀介「“コントシネマ”です!」『サンチョー』11月公開!

放送作家・倉本美津留を監督に迎え、人気芸人・ジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介が2人11役を演じるコントシネマ『サンチョー』が、11月19日より公開されることが決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

本作は、ほぼすべての登場人物を、「キング・オブ・コント2020」で13代目王者に輝き、その後もYouTubeチャンネルに毎日ネタを更新し続け、登録者総数163万人を突破、持ちネタ数8000本以上を誇る人気芸人・ジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介が演じる、群像劇スタイルの長編ストーリー。

高校一年生の安田(福徳秀介)は、ある日登山部の顧問(後藤淳平)に呼び出される。3年の先輩たちが引退し、たった一人の部活動となってしまった登山部を廃部にするため、退部届を出してくれという相談だった。顧問との山登りが学校生活で唯一の楽しみだった安田は失意の底に。その様子を、入学してから一人も友達ができずにいた生徒(後藤秀介)が見ていた…。一方、公園では駆け出しの漫才師(後藤秀介、福徳秀介)が、芸への向き合い方を巡って解散の危機に瀕していた。また同じころ別の場所では、若手俳優(福徳秀介)が、自分の名字を変えるために女性にアプローチを繰り返していた。オリジナルのカット技法を極めた美容師(福徳秀介)、先輩に屈託なくいたずらをしかけようとする後輩(後藤秀介)、家主に鉢合わせてしまう泥棒(後藤秀介)、マジシャンの卵(後藤秀介)、公演に人生をかける劇団の座長(後藤秀介)…それぞれの場所でそれぞれ必死に生きる奴ら。ときに苦く、ときにおかしく、人生は進んでいく。山を愛する以外になにもなかった少年たちの人生は、果たしてどんな方向に転がりはじめるのか。彼らの人間模様を、“ジャルジャル流”の笑いを散りばめながら描く。

監督を務めるのは、単独ライブツアー「JARUJARU TOWER」シリーズで演出を手掛けるなど、ジャルジャルとは幾度となくタッグを組んできた放送作家の倉本美津留。コントが生むエンタメ性と長編映画の物語性をかけあわせた本作の新たな映像ジャンルを“コントシネマ”と名付け、これまでにない新たな表現方法に挑戦する。本作には台本がなく、設定とストーリーだけをもとにジャルジャルの2人が登場人物になりきり、その場でリアルに会話を紡いでいく形で制作されたほか、一度コントが始まればラストまでカメラを止めないなど、撮影方法にもこだわりを見せる。本作ならではの演出方法が功を奏し、シーンのリアリティや登場人物の生っぽさが再現されている。

サウンドトラックは、単独映像作品『あ・りがとう ─JARUJARU TOWER 2020─』に続き、ミュージシャンの窪田渡がオリジナルで制作(※サンチョ〜ズの楽曲は除く)。コントではなしえなかったシネマティックな映像表現にも力を入れ、より笑いの世界に没頭できる映像クオリティに仕上げた。

本作は、舞台「JARUJARU TOWER 2021─ジャルってんじゃねえよ─」(2021年夏公演)とのクロスメディア企画。同じストーリーの映像と舞台ふたつの企画を、同時進行で制作した。舞台版をすでに鑑賞したジャルジャルファンは、表現の違いを楽しむこともできる。

予告編では、後藤と福徳が扮する、一癖も二癖もある個性派キャラたちの姿が次々と映し出される。2人11役もの個性の強い登場人物たちを見事に演じ切り、観ているだけでじわじわと笑いがこみ上げるような2人の掛け合いに期待が高まる。

▼スタッフ&キャスト コメント

■後藤淳平
そうそう!これこれ!こういうのがやりたかったから芸人なってん!的なやつです。ジャルジャルのコントが映像化され、しかも全国の映画館で上映。「もうこんなんコント師のゴールやん」なんて思ってしまうぐらい幸せなことですが、皆さまに観に来てもらわないと意味がありません!新しいジャンルのエンターテイメント「コントシネマ」を是非映画館で体験してもらいたいです!心からりんぐりりんぐりー!!!!

■福徳秀介
コントが映画化!?映画でコント!?いやいや、「コントシネマ」です!自分でもなにかよくわからない!爆笑するわけではない!うっすら笑って、心が爆笑するような!そんな「コントシネマ」を是非ご覧ください!

■倉本美津留(監督)
劇場にお笑いライブを見に行くのはちょっとハードルが高いなぁ…と思っていたみなさん!お待たせいたしました。満を辞して、コントシネマの登場です!お笑いを愛する方はもちろん、お笑いファンではない方にも、週末に映画を観る気軽さでふらっとシアターにお越しいただきたいです!

『サンチョー』
11月19日(金)より、シネ・リーブル池袋、新宿バルト9ほか全国順次公開
監督:倉本美津留
原作:ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)
音楽:窪田渡
出演:後藤淳平(ジャルジャル) 福徳秀介(ジャルジャル)
配給:吉本興業

【ストーリー】 高校一年生の安田(福徳)は、ある日登山部の顧問(後藤)に呼び出される。3年の先輩たちが引退し、たった一人の部活動となってしまった登山部を廃部にするため、退部届を出してくれという相談だった。顧問との山登りが学校生活で唯一の楽しみだった安田は失意の底に。その様子を、入学してから一人も友達ができずにいた生徒(後藤)が見ていた…。一方、公園では駆け出しの漫才師(後藤、福徳)が、芸への向き合い方を巡って解散の危機に瀕していた。また同じころ別の場所では、若手俳優(福徳)が、自分の名字を変えるために女性にアプローチを繰り返していた。オリジナルのカット技法を極めた美容師(福徳)、先輩に屈託なくいたずらをしかけようとする後輩(後藤)、家主に鉢合わせてしまう泥棒(後藤)、マジシャンの卵(後藤)、公演に人生をかける劇団の座長(後藤)…それぞれの場所でそれぞれ必死に生きる奴ら。ときに苦く、ときにおかしく、人生は進んでいく。山を愛する以外になにもなかった少年たちの人生は、果たしてどんな方向に転がりはじめるのか。

©︎2021「THANC YOU ─JARUJARU TOWER 2021─」吉本興業