義理の息子を誘惑し禁断の関係に溺れた女の裏切り!デンマーク・アカデミー賞9部門受賞作『罪と女王』5月公開!

サンダンス映画祭の観客賞受賞を皮切りに、圧倒的評価でアカデミー賞デンマーク代表作品に決定、そして女性監督初のデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)作品賞受賞ほか主要9部門を受賞した映画『Queen of Hearts』(英題)が、邦題『罪と女王』として5月8日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、男性の権力者“王”から若い女性への性的虐待に対する非難は明快だが、女性権力者“女王”と若い男性の関係となると判断がグレーゾーンになることへの着目を起点に、メイ・エル・トーキー監督が挑戦した意欲作。2月に開催されたトーキョーノーザンライツフェスティバル 2020では『クィーン・オブ・ハーツ』のタイトルで特別上映され、即時チケット完売の満員盛況。この反響を受けて、急遽劇場公開が決定した。

知的な女性がモンスターへと変貌する難役を、ベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞したこともある国際的名女優トリーヌ・ディルホム、大人の嘘を受け入れられない真っ直ぐな少年を、新星グスタフ・リンが演じる。

予告編では、仕事も私生活も完璧なヒロイン、アンネ(トリーヌ・ディルホム)が、禁断の関係にのめり込む姿が映し出された後、その関係が暴露されかかった時に彼女が取った驚くべき行動が示唆され、想像を掻き立てる。

ポスタービジュアルには、アンネと少年(グスタフ・リン)が抱き合うシーンと、幻想的な森の光の中にいる二人の姿が収められており、「女は、守るために、残酷になる」というコピーと相まって、官能的かつ衝撃的な物語を想起させる。

『罪と女王』
5月8日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開
5月29日(金)より、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開
監督・脚本:メイ・エル・トーキー
脚本:マレン・ルイーズ・ケーヌ
出演:トリーヌ・ディルホム グスタフ・リン マグヌス・クレッペル スティーヌ・ジルデンケルニ プレーベン・クレステンセン
配給:アット エンタテインメント

【ストーリー】 児童保護を専門とする優秀な弁護士のアンネ(トリーヌ・ディルホム)は、優しい医者の夫と幼い双子の娘達と完璧な家庭を築いていたが、夫と前妻との息子である17歳の少年グスタフが問題を起こし退学になったため、スウェーデンからデンマークに引き取ることに。グスタフ(グスタフ・リン)は衝動的な暴力性があり家族に馴染もうとしなかったが、アンネは根気よく彼を家族として迎え正しい方向へ導こうと努める。しかし、グスタフと少しずつ距離を縮めていくうちに、親密さが行き過ぎてしまい、アンネは彼と性的関係を持ってしまう。そして、そのことが大切な家庭とキャリアを脅かし始めた時、アンネは残酷な選択をする…。

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