中村倫也「2日あると世界が違う!」“火曜日”が水曜日を満喫!『水曜日が消えた』須田景凪の主題歌付き予告編

中村倫也が1人7役に挑戦し、曜日ごとに人格が入れ替わる主人公を演じる映画『水曜日が消えた』が、5月15日より公開される。このほど、本作の主題歌が須田景凪(すだけいな)の「Alba(アルバ)」に決定し、併せて、主題歌付き予告編がお披露目となった。

本作は、一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らす7人の“僕”が主人公。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っており、そのうちの最も地味でつまらない一人、通称“火曜日”の視点を通して描かれる。

主題歌「Alba」を担当する須田景凪は、現在放送中のドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」でも主題歌を担当しており、中毒性のある予想外かつ大胆でありながら、隅々までこだわりの詰まったメロディーが多くの若者の支持を集めるアーティストだ。

主題歌付き予告編では、主人公の“火曜日”(中村倫也)が初めて水曜日の朝を迎えるシーンが初披露。「2日あると世界が違う」と話すように、いつもは休館している図書館を楽しみ、その図書館で瑞野(深川麻衣)と出会う“火曜日”。しかし、「火曜日だよな、そっち」と携帯画面越しに“火曜日”ではない僕に問いかけられると、続々と主人公に降りかかる謎を予感させるようなシーンが映し出される。元同級生の一ノ瀬(石橋菜津美)や新木(中島歩)、安藤(きたろう)、高橋(休日課長)ら“7人の僕”を取り巻く人物が登場する中、“火曜日”は「水曜も木曜も大事な人がいて、僕のせいでお別れもできなかった。だから返してあげなくちゃダメなんだ」と切実な声で訴えかける。「僕が消えたらさ…」という言葉の意味とは?倒れてしまう火曜日は一体どうなってしまうのか?

■須田景凪(主題歌) コメント
今回、映画『水曜日が消えた』の主題歌を担当させて頂きました。この映画を初めて見た時、大きな衝撃を受けました。中村倫也さんが演じる、曜日ごとに性格が異なる主人公。彼の中ではごく当たり前な日常が、感傷的に、細部まで美しく描かれています。僕らも自然に暮らしをしていく中で、行動や話し相手によってキャラクターが自然にスイッチする瞬間があると思います。そのどれもが自分自身であるという事を改めて考えさせられました。「Alba」を制作する上で、“百人百様の日々を肯定する楽曲にしたい”というテーマが自分の中にあり、ひとつずつ言葉を選んでいきました。また、映画でしか聴けないアレンジも組み込みました。是非、劇場で映画と共に楽しんで頂けたら嬉しいです。

『水曜日が消えた』
5月15日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・VFX:吉野耕平
主題歌:須田景凪「Alba」
出演:中村倫也 石橋菜津美 中島歩 休日課長(ゲスの極み乙女。) 深川麻衣 きたろう
配給:日活

【ストーリー】 幼い頃の交通事故をきっかけに、一つの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”(中村倫也)。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。今日も“火曜日”はいつも通り単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。それは突然やってきた。“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。水曜日を謳歌する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか…。

©2020『水曜日が消えた』製作委員会