シリーズ累計発行部数4400万部を突破した浜岡賢次による大人気ギャグ漫画シリーズ「浦安鉄筋家族」を、佐藤二朗を主演に迎え、「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が監督、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を務めてドラマ化する「浦安鉄筋家族」が、4月よりテレビ東京系にて放送される。このほど、大沢木家の一員として、水野美紀、岸井ゆきの、本多力、斎藤汰鷹、坂田利夫、キノスケが出演することが発表された。
本作は、千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎになってしまう家族のエクストリーム・ホームコメディ。一家の大黒柱・大鉄をはじめ、個性豊かな大沢木家メンバーや近所に住む仲間たちによる“常に全力”で愛らしい浦安の日常が描かれる。
大沢木家の一員として、料理上手で子煩悩、普段はお淑やかだけれどもスイッチが入ると誰にも暴走が止められない大鉄(佐藤二朗)の妻・大沢木順子役に、現在放送中の「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に出演中で、瑠東監督とは「黒い十人の女」「探偵が早すぎる」に続いて3度目のタッグとなり、今回監督からの熱烈オファーを受けた水野美紀。お得意のアクションシーンにも注目だ。
大沢木家で一番まとも(!?)に見えるが、彼氏・花丸木くんのこととなると盲目になり、恋人関係を守るためならすべてを捨てて全力奔走する、メルヘン且つ現実的な大沢木家の長女・大沢木桜役に、映画『愛がなんだ』で片想い至上主義の切ない主人公を演じて女性の共感を集め、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した、今最も期待されている女優の一人である岸井ゆきの。
アニメ・発明オタクで大沢木家の自宅警備員を務める永遠の浪人生であり、何回浪人しているのかは大沢木家の誰も知らない、大沢木家の長男・大沢木晴郎役に、劇団・ヨーロッパ企画所属で「俺の話は長い」ではゆるいキャラクターも注目された本多力。
坊主頭がトレードマークで勉強嫌い、けれど学校では連続登校記録を更新し続けている(!?)浦安一のおバカな小学生、大沢木家の次男・大沢木小鉄役に、東野圭吾の同名ベストセラーを映画化した『人魚の眠る家』で篠原涼子と西島秀俊の息子役を演じるなど、天才子役との呼び声が高い斎藤汰鷹がオーディションにて抜擢。さらに、趣味はロックを聴くことでいつものんびりしているが、いざという時にとんでもない反射神経を発揮するじいちゃん、大沢木家の祖父・大沢木金鉄役に、新喜劇で長年活躍し続け、アホの坂田として日本中に愛されるお笑い芸人でありながら、俳優としても味わい深い芝居を見せる坂田利夫。そして、大沢木家の三男・大沢木裕太役に、テレビ東京の諸事情で某スタッフの愛息子・キノスケが扮する。理由としては「制作費が足りない」「とにかく制作費が足りない」と諸説あるものの…真相はいかに?
■水野美紀(大沢木順子役) コメント
順子を演じるにあたって、逆に意気込みだけしかありません。それ以外はどうすれば良いのか分かりません。こんな無茶振りはダチョウ倶楽部さんと同じ芸歴である、私の女優人生の中でも初めてのことです。意気込みはあります。どうすれば良いか誰か教えてください。そして大鉄役の佐藤二朗さんの印象はクレイジー。とにかくクレイジーな印象です。恐ろしいです。このドラマはコンプライアンスに抵触していそうなところが見どころ。岸井ちゃんの入浴シーンもあるかもしれません。ないかもしれません。
■岸井ゆきの(大沢木桜役) コメント
数多くのファンの方がいるこの作品に関わることはプレッシャーが大きく、漫画を読み返しては悩んだりもしました。ですが、台本が届き、読みはじめた瞬間に文字から飛び出す楽しげな大騒ぎとそのハチャメチャさに、今はただワクワクしています。周りにどう思われようと、なにが起きようと、なんだかんだ家族を愛している大沢木家同様、わたしもこのチームを愛し、最終回まで突き進んでいきたいと思います!
■本多力(大沢木晴郎役) コメント
原作のパワーが凄すぎるので、「果たしてどんなドラマになるんだ!!」という興味とドキドキを抱えながら脚本読みましたら、「あ!こういう風なお話になるのか!?」「あ!あのエピソードがこんな使われ方してる!?」ってキャッキャなって、あっという間に読み終わりました。その後、冷静になって読み返しましたら、読めば読むほどに、「どんな撮影になるんだ!!」と更なるドキドキがやってきました。晴郎を演じるにあたって、見た目はオタクっぽいと言われることが多々ありますが、自分にはそんなにオタク的な部分はないんです。でも小さい頃に、色んな漫画の登場人物をごちゃごちゃに混ぜた世界に自分を主人公として登場させて、悪者をやっつけていくという空想遊びをしてたので、そういう自分の中の晴郎的なる部分を総動員して膨らませて、撮影入ってからはとにかく個性的な家族の皆さんともみくちゃになりながら生活したいと思います。(佐藤)二朗さんとは飲み屋さんで何回かばったりお会いして一緒に飲ませてもらったことがあるのですが、そのときに、いい感じのダメな大人だなあと憧れに近い感情を抱いておりました。あと、手や顔など各パーツが凄い大きいなと驚いた記憶があります。あの大きな手でビンタしてもらえるようにアグレッシブに立ち向かって行きたいです。ほんとにどんなドラマになるか想像出来ないですが、とにかくうるさい、いや、騒がしいドラマになるはずです。脚本が同じヨーロッパ企画の上田くん、諏訪さん、酒井くんなので、3人の内に秘めたる騒がしさも現場に伝えられるように大きい声でのぞみたいです。毎週金曜日の夜中を楽しみにしていただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
■斎藤汰鷹(大沢木小鉄役) コメント
今回小鉄役を演じる事になりました斎藤汰鷹です。ママが昔、原作のマンガを読んでいたと聞いて気になって読んでみたら、面白すぎて一気に読んじゃいました!!キャラクターが自分とそっくりだったので絶対やりたいと思ってたから小鉄の役が決まった時は「っしゃぁぁぁ!!」って喜んじゃいました!!大鉄役の佐藤二朗さんの息子として暴れまわるのが楽しみです!!僕たち以上に観てる人達に笑ってもらえるように演じたいです!!小鉄の役は僕で間違いなかったと絶対言わせたいです!!楽しみにしていて下さい。
■坂田利夫(大沢木金鉄役) コメント
この度、金鉄役をさせて頂くにあたり、こんなにも自分に似ているキャラクターがいるのかと驚きました。今まで様々な役を経験しましたが本当に似ています(笑)。佐藤二朗さんをはじめ、共演させて頂く方たちと楽しく、明るく、にぎやかに撮影ができたらと思っています。大沢木家一丸となって視聴者に喜んでもらえるように頑張ります。
■キノスケ(大沢木裕太役) コメント
あーーーうーあーやー、てっとー、だぁーーーー!(お初にお目にかかります。キノスケです。今回、裕太という大役を仰せつかり、感謝の極みです。至らぬところあるかと思いますが、ドラマ24「浦安鉄筋家族」、果ては制作スタッフ共々、どうか温かい目で見ていただき、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します)
「浦安鉄筋家族」
4月よりテレビ東京系にて放送開始
毎週金曜深夜0時12分~放送
※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0時12分~放送
監督:瑠東東一郎
原作:浜岡賢次「浦安鉄筋家族」
脚本:上田誠 諏訪雅 酒井善史
出演:佐藤二朗 水野美紀 岸井ゆきの 本多力 斎藤汰鷹 キノスケ 坂田利夫
【作品概要】 限りなく東京に近い千葉、浦安。“夢の国”から少し外れたところに、パワフルでハチャメチャな家族、大沢木家が住んでいた。お父さんの禁煙作戦には家族総出で大乱闘、外食すればなぜか大食いバトルへ発展し、息子が熱を出せば近所を巻き込んで、なぜかベビーファイトからのマザーファイトが始まってしまう…。どんな些細な出来事も、この大沢木家にかかれば想像を絶するドンチャン騒ぎ。大鉄をはじめ大沢木家のメンバーや原作でもお馴染みの春巻先生、花丸木くん、土井津親子など個性豊かなご近所のキャラクターも勿論登場。笑って笑って笑ってたまに泣ける!?とにかくパワフルで極端な家族が織りなす、“浦安愛”に満ち溢れた最高のエクストリーム・ホームコメディ!
©浜岡賢次(秋田書店) 1993