NEWS 増田貴久「役作りはなんもしない!」“なんもしない”仕事ぶりを初ドラマ化「レンタルなんもしない人」4月放送!

2018年6月、Twitterに突如現れ、今ではテレビやラジオ出演、そして漫画や書籍も出版されている“レンタルなんもしない人”の“なんもしない”仕事ぶりを、増田貴久主演でドラマ化する「レンタルなんもしない人」が、4月よりテレビ東京系にて放送開始されることが決定した。

「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」、「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」、“何かすること”が求められ続ける現代において、そう堂々と宣言しながら誕生した不思議なサービス。2018年6月、Twitterに突如現れた“レンタルなんもしない人”によるこのサービスは、初日こそ反応がなかったものの瞬く間に拡散され、フォロワーは1年半でなんと25万人に。テレビやラジオ出演、そして漫画や書籍も出版され、今では“レンタルなんもしない人”として世間に認知されるようになった。

「マラソンのゴール地点で待っていて欲しい」、「離婚届けの提出に同行してほしい」、「出社が怖いのでついてきてほしい」など、何もしないにも関わらず、今もなお依頼が殺到しているこのサービス。頑張り過ぎたくない、ガツガツしたくない、ほどよく生きたいと思っているにも関わらず、職場や家庭などでは常にナンバーワンになること、オンリーワンになることが求められる現代。SNS上では必要以上の“つながり”が求められ、便利なはずのツールも、いまや「SNS疲れ」と揶揄されるほど。恋愛や友人関係、仕事に家庭など、いつも何かに追われている現代人が欲していたのは、「なんもしない」「ただそばにいてくれる」“レンタルなんもしない人”だったのだ。本作は、そんな“レンタルなんもしない人”の“なんもしない”仕事ぶりを初ドラマ化する。

主人公“レンタルなんもしない人”を演じるのは、テレビ東京連続ドラマに初出演で初主演となる増田貴久。何もしていないはずなのに、依頼人は心が軽くなったり、心の隙間が少し埋まったり…そんな不思議な役柄を増田は熱演する。

■増田貴久(レンタルなんもしない人役) コメント
Q:出演にあたって。
出演のお話を頂いたのが「死役所」を見ていた時で、同じ「ドラマホリック!」枠の主演ということで嬉しすぎてプチパニックになりました(笑)。資料を拝見し、「“なんもしない”というサービスってなんだろう」が率直な感想です。楽屋では、何もしないでぼーっと座っていることが多くて…。そのことをNEWSのメンバーにもよく指摘されるので、我ながらぴったりの役だなと思い、嬉しかったです。

Q:役作りについて。
役作りはなんもしない方がいいのかなと思っています(笑)。なんもしないのに依頼が止まないのはレンタルさんの人柄や人間力だと思うので、僕も内面を磨いておきます!

Q:依頼人として“レンタルなんもしない人”にお願いするとしたら…。
「楽屋で常に笑っていてほしい」ですね(笑)。収録終わりの楽屋で「いいコメントしていましたね」と言わなくても良いので、表情で表してほしいです(笑)。

Q:意気込みを。
“なんもしない”って人からはそう見えても、実際に“なんかしている”からこそレンタルさんも依頼人の役に立っているわけですし、“なんもしない”というのは他人が決めることではないと思うんです。だからこそ、奥が深いなと思いました。このサービスを利用する人の悩みや抱えているモノ、心の奥底にある言葉で表現できないような思い…。なんもしてないはずなのにどこか救われていくところが、この作品の面白さだと思います。頑張りすぎている人が多い今の時代、自分でも気づいていない心の穴を埋められるようなお話になったらいいなと思いますし、そんな時間を作りたいです。

■レンタルなんもしない人/森本祥司(原作) コメント
Q:ドラマ化決定にあたって。
嬉しいです。

Q:増田貴久さんの印象。
レンタルの依頼の中には「好きなものについてひたすら語らせてほしい」というもの(布教とも呼ばれています)があり、NEWSの布教をされたこともありました。コンサートの映像を7時間くらい見せられたあと「推しはできましたか?」と聞かれ「増田さん」と答えた憶えがあります。凄いパフォーマンスを軽やかにやってのける姿が印象的でした。増田さんがどんなふうになんもしないのか、楽しみです。

「レンタルなんもしない人」
4月 テレビ東京系にて放送開始
毎週水曜 深夜0時12分~放送
監督:草野翔吾 タナダユキ 棚澤孝義
原作:レンタルなんもしない人「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」
脚本:政池洋佑 本田隆朗
出演:増田貴久