市原隼人、125㎝の巨大先割れスプーンを手に「これで給食を食べたい!」

市原隼人が自身初の「食ものコメディ」に挑み、主演を務めるオリジナルドラマ「おいしい給食」のDVDが2月5日よりリリースされる。このほど、1月23日にイオンシネマ シアタス調布にてDVD発売記念 舞台挨拶付上映会が開催され、キャストの市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、綾部真弥監督が登壇した。

本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。

舞台挨拶に登壇した主演の市原は「予想を上回る反響をいただき、本当に心から感謝しております。当たり前のように食べていた給食を食する喜び、何より作品を作る喜びを噛み締めています」と挨拶。SNSでの反響を実際に見たそうで「本当に嬉しい。作品を作る醍醐味。人と人との絆をつなぐような、生活が楽しくなるようなことを望んでいるので、本当に嬉しいです」と、世間の温かな反応に感謝していた。

この日はキャストが選んだ“神回”を上映するイベントで、市原は第一話をチョイス。完全なオリジナルドラマということで、「(甘利田は)どうとでも転べるキャラクターだった。衣装やテンションなどギリギリまで悩んだ。本当に難しかった」と、思い入れの強い第一話を選んだという。

第六話を選んだ御園ひとみ役の武田は、「御園先生にとってもターニングポイントになる話」とし、六話の撮影中に誕生日を迎えたそうで「吹奏楽部の生徒さんたちがハッピーバースデイの歌を演奏してくれた。それがすごく印象に残っていて、そんな意味でも思い出に残っている話です」と自身の選定理由を明かした。

翌日の1月24日が学校給食記念日ということで、調布市立小学校給食調理員より、全長125㎝の巨大先割れスプーンが贈呈される場面も。巨大スプーンを手にした市原は「これで給食を食べたいですね!」と笑い、「これどうしようか!? 迷っちゃうんですけど(笑)」と使い道に困りながらも、喜びに満ちた表情を浮かべていた。

ドラマ「おいしい給食」
2月5日(水)より、DVD発売&レンタル開始

監督・脚本:綾部真弥 田口桂
脚本:永森裕二 綾部真弥 田口桂
主題歌:松本大輝「君の花」
出演:市原隼人 武田玲奈 佐藤大志 豊嶋花 辻本達規 いとうまい子 酒向芳

【第1話ストーリー】 1984年夏。常節中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密があった。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない、給食マニア教師・甘利田は、ただ心の奥底で給食を愛するだけ。教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら、威厳が失墜するからだ。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ(佐藤大志)。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな「闘い」がはじまろうとしていた。一方、御園ひとみ(武田玲奈)が、3ヶ月の臨時雇いで、常盤中学校に赴任してくる。彼女は甘利田が担任を務める1年1組の副担任を受け持つことになるが、赴任早々に給食費が無くなる事件が起こる…。

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