市原隼人「私の滑稽な姿がこんなにも晒されているとは…」「おいしい給食」常節中学校の校歌PV

市原隼人が自身初の「食ものコメディ」に挑み、主演を務めるオリジナルドラマ「おいしい給食」が、10月より放送中。このほど、本作の舞台となる、常節中学校の校歌のプロモーションビデオがお披露目となった。

本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。

校歌のプロモーションビデオには、軽快なピアノと小太鼓の音に加え、1年1組の生徒たちが給食前に校歌を歌う姿、給食が待ちきれなくてウッキウキでテンションの高い甘利田(市原隼人)、そしておいしそうな給食の映像がふんだんに盛り込まれている。見る者がついつい真似して口ずさんでしまう校歌。SNS上では、「常中校歌」を歌いながら放送を見る子どもたちの動画が投稿されたりと、校歌の歌詞と共に感想を投稿する人が増殖中だ。

■市原隼人(甘利田幸男役) コメント
常節中学校1年1組担任、甘利田です。私の滑稽な姿がこんなにも晒されているとは透明なガラス越しに風呂に入っている所を見られているようで、恥ずかしくたまりません。私は給食が好きだ。次の日の献立を考えながら布団に入り、朝、歯を磨きながら食材を噛むイメージをする。そして、うがいをする時に、水の味をどの様に感じるかでその日の身体の調子を整える。学校へ向かう途中…すでにこの校歌が頭の中で何度も駆け巡る。何故なら、給食が楽しみで仕方がないからという理由一択に尽きる。校歌を歌う時には朝起きてから常にくる給食への求愛感情が爆発している証拠なのだ…。ん?私の学生時代の給食愛が見たい。…ふっ、それは愚問だ。私には分かる。皆様の頭の中にも、すでにこの校歌が駆け巡っている事を、そして給食が食べたくなっている事を…。さぁ、貴方は神野ゴウに勝てるか?

■吉津屋こまめ(校歌作詞) コメント
給食の前に歌うとのことだったので、空腹で倒れないよう短めに(笑)。あとは、校訓の“食育健康”を入れること以外は自由に創らせていただきました。校歌を作詞するにあたってロケ地の学校の写真を見せていただいたら、校庭に大きくて印象的な木があったので、これを一番のはじめに入れました。校歌って全校集会でダるそうイヤイヤ歌うイメージしかなかったのですが、甘利田先生の“食前パフォーマンス”のおかげでノリのよい楽しい校歌になりました。視聴者のみなさんも盛り上がってくださっているみたいでとても嬉しいです。

「おいしい給食」
10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビほかにて放送中(全10話)
監督・脚本:綾部真弥 田口桂
脚本:永森裕二 綾部真弥 田口桂
主題歌:松本大輝「君の花」
出演:市原隼人 武田玲奈 佐藤大志 豊嶋花 辻本達規 いとうまい子 酒向芳

【第1話ストーリー】 1984年夏。常節中学校の校門に立つ数人の教師と当番の生徒。登校する生徒たちに挨拶している。その中に立つ教師、甘利田幸男(市原隼人)。甘利田には秘密があった。それは、給食に愛がある故にそれを愛せない奴を許せない「給食絶対主義者」であること。給食のために学校に来ているといっても過言ではない、給食マニア教師・甘利田は、ただ心の奥底で給食を愛するだけ。教師が生徒以上に給食を楽しみにしているなどと知れたら、威厳が失墜するからだ。だが、そんな彼の前にある一人の生徒が挑戦状を叩きつけることになる。彼の名前は神野ゴウ(佐藤大志)。給食に愛がある故に変革を求める13歳だ。どちらが給食を「おいしく食べるか」。給食マニアの教師と生徒の、静かな「闘い」がはじまろうとしていた。一方、御園ひとみ(武田玲奈)が、3ヶ月の臨時雇いで、常盤中学校に赴任してくる。彼女は甘利田が担任を務める1年1組の副担任を受け持つことになるが、赴任早々に給食費が無くなる事件が起こる…。

©2019「おいしい給食」製作委員会