市原隼人「こんなにワクワクした現場は初めて!」アドリブでラマーズ法の呼吸を披露『劇場版 おいしい給食 Final Battle』予告編

市原隼人が自身初の「食ものコメディ」に挑み、主演を務めたオリジナルドラマ「おいしい給食」を映画化した『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が、3月6日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を“おいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のとある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれる。

予告編では、“給食そのものを美味しく食べる”甘利田(市原隼人)と“おいしく食べるためにアレンジを加える”ゴウ(佐藤大志)との、給食愛をかけた壮絶な給食バトルが繰り広げられる。ゴウの自由すぎる給食アレンジに、「それは、もはや罪だ」と絶叫する甘利田。そしてついに二人の給食バトルに決着がつくのかと思いきや、「給食を廃止します!」の一言に渡田校長(酒向芳)と甘利田は唖然。「これは決定事項で、変えられないんだ」と鏑木(直江喜一)の一方的な勧告に対して、給食を愛する甘利田は言葉も出ないほどにひどく動揺する…。「先生はいいんですか?」と涙ながらに訴えるゴウと、ライバルの涙に激しく心を揺さぶられる甘利田。給食を愛する二人に何物にも代えがたい給食タイムを失ってしまうという人生最大のピンチが訪れる。そして学校側の意見も聞かず給食撤廃を着々と進める教育委員会に、「給食は文化です。給食をバカにするあんたに、給食を語る資格はない!」と感情をあまり表に出さない甘利田が怒りを爆発させる。「給食が好きな理由は、みんなと同じごはんを食べるから」と語るゴウの給食廃止撤廃の想いは叶うのか…。給食一筋ウン十年。甘利田は愛する給食を守るため、史上最大の給食バトルに打ってでる。

映像のラストには、動揺を落ち着かせるためにラマーズ法で息を整える甘利田が映し出される。シリアスなイメージの強い市原だが、「撮影期間はアイデアがあふれ出して挑戦するのが楽しかったです。こんなにワクワクした現場は初めてでした」とアドリブでラマーズ法を取り入れた撮影を振り返った。また、「甘利田の芝居のせいもあると思うのですが、これほどまで体力を使うとは思っていなかったです。今日も食べ終わったと思ったら、もう1回食べなくてはいけなかったりと何回も何回も食べました(笑)」と撮影の苦労を語った。ヒロインの武田玲奈は、市原のアドリブ演技を「そのシーンを撮る前に練習されていてびっくりしましたが、アイデアがどんどんでてきて、台本に書いてある以上のことをその場で出しきれる、本当にすごい役者さんだなと思いました。そのおかげで、甘利田先生の行動や表情、特に給食のシーンがおかしすぎて、撮影の間、笑いをこらえるのが大変でした」と絶賛した。

『劇場版 おいしい給食 Final Battle』
3月6日(金)より、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二 綾部真弥
主題歌:松本大輝「君の花」
出演:市原隼人 武田玲奈 佐藤大志 豊嶋花 辻本達規 水野勝 直江喜一 ドロンズ石本 いとうまい子 酒向芳
配給:AMGエンタテインメント イオンエンターテイメント

【ストーリー】 1984年。給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)に衝撃が。なんと、学校から給食が無くなるというのだ!!「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを甘利田と繰り広げている生徒の神野ゴウ(佐藤大志)は、“給食革命”を目指し、生徒会選挙に出馬すると高らかに宣言。そんな二人を見守る新人教師の御園ひとみ(武田玲奈)の心労は果てしない…。給食一筋ウン十年。甘利田は愛する給食を守るため、史上最大の給食バトルに打ってでる!

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