アントニオ・バンデラス、キャリア最高の名演!アカデミー賞2部門ノミネート作『ペイン・アンド・グローリー』2020年初夏公開!

昨年の第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞(アントニオ・バンデラス)を初受賞し、第92回アカデミー賞では主演男優賞と国際長編映画賞にノミネートされ、そしてゴールデン・グローブほか数々の映画賞や映画祭で高評価を受けている、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督最新作『Pain and Glory(英題)』が、邦題『ペイン・アンド・グローリー』として2020年初夏に公開されることが決定した。併せて、特報映像がお披露目となった。

脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドールは、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今も消えることなく残っていた。そんなとき32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へとよみがえらせる。そして記憶のたどり着いた先には…。

ペドロ・アルモドバル監督自身のキャリアにおける葛藤も含め、自伝的な部分も描かれる本作。主演のアントニオ・バンデラスが映画監督役を演じ、キャリア最高の演技と称され、今までにない、繊細な演技で新境地を開拓。さらにアルモドバル監督のミューズ、ペネロペ・クルスも、スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役で出演する。全盛期の作品から、さらに深みが加わり円熟の域に達したアルモドバル監督のキャリア最高峰との声に期待が高まる。

30秒の特報映像には、心も体も疲れ果て諦めの人生を送る世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)の元に、32年前に撮った作品の上映依頼が届くまでを収める。アルモドバル監督の赤や原色を基調とする色彩美やインテリアが印象的だ。バンデラスと監督はデビュー当時から長年タッグを組み、作品の方向性の違いから暫く距離を置いていた時期もあった。本作では監督に特別な信頼を寄せるバンデラスが、監督自身を重ね合わせたかのような主人公をみごとに演じてみせる。

『ペイン・アンド・グローリー』
2020年初夏、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
脚本・監督:ペドロ・アルモドバル
出演:アントニオ・バンデラス アシエル・エチェアンディア レオナルド・スバラーニャ ノラ・ナバス フリエタ・セラーノ ペネロペ・クロス
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)は、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは今も消えることなく残っていた。そんなとき32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へとよみがえらせる。そして記憶のたどり着いた先には…。

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