「第11回下北沢映画祭」にて上映された、『愛がなんだ』、『アイネクライネナハトムジーク』と話題作を立て続けに発表する今泉力哉監督が、若葉竜也を主演に迎え、下北沢オールロケ撮影で挑んだオリジナル脚本による長編作『街の上で』が、5月1日より全国公開されることが決定した。併せて、超特報映像第2弾と場面写真2点がお披露目となった。
本作は、下北沢の古着屋で働く主人公・荒川青(あらかわあお)のもとに訪れる“自主映画への出演依頼”という非日常的な出来事と、いざ出演することにするまでの流れ、出てみたもののそれで何か変わったのかわからない数日間、またその過程で青が出会う女性たちを描く。
超特報映像は今泉監督自らの編集によるもの。
写真家・木村和平が撮影した場面写真は、古本を読む荒川青(若葉竜也)の単独カットと、古着屋にて雪(穂志もえか)、田辺(古川琴音)、町子(萩原みのり)、イハ(中田青渚)ら4人のヒロインが勢ぞろいした集合ショット。本ビジュアルは、今週末より各劇場窓口にて販売開始予定の、本作全国共通特別鑑賞券の前売り特典(数量限定)として付属するステッカー2種セットのデザインとしても使用される。
■若葉竜也(古着屋の店員・荒川青役)
今泉力哉監督と一緒に、映画をつくりました。2020年っていう近未来感がエグい響きの年に、小さな街の小さな物語が皆さんに届きます様に。
■穂志もえか(青の元恋人・川瀬雪役)
今泉監督が切り取る生活の中に生きれたことを幸せに思います。『街の上で』は多くの方に愛される作品になると確信しています。愛しい登場人物たちに何度でも会いに来てください。改めて本作の劇場公開に向けご支援くださった皆様にお礼申し上げます。
■古川琴音(古本屋の店員・田辺冬子役)
思わずくすりとしてしまうような、絶妙な人間模様が随所に散らばっている、そんな今泉さんの作品が好きだったので、自分もその世界に入れると思うと心が弾み、楽しみながら芝居することができました。この物語が、より多くの人に届くと思うと、嬉しいです。
■萩原みのり(美大生の映画監督・高橋町子役)
いつか生で感じてみたいと思っていた今泉組の空気にやっと触れられました。今泉さんの作品を観ると恋愛ってなんでこんなに難しいんだと頭を抱えてしまう。なのにまた人を好きになってしまう。今はただ、この作品が公開されることを心から幸せに思っています。
■中田青渚(町子の映画の衣装スタッフ・城定イハ役)
今泉組に参加させていただくことが決まった際は嬉しかった反面、とても緊張しました。しかし現場では城定イハというキャラクターでいるのがとても心地よく、余計な力を抜いてイハでいられました。この作品に参加できたことがとても嬉しく、劇場公開されることが楽しみです。
『街の上で』
5月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:今泉力哉
共同脚本:大橋裕之
出演:若葉竜也 穂志もえか 古川琴音 萩原みのり 中田青渚 村上由規乃 遠藤雄斗 上のしおり カレン 左近洋一郎(ルノアール兄弟) 小竹原晋 廣瀬祐樹 芹澤興人 春原愛良 未羽 タカハシシンノスケ 倉悠貴 中尾有伽 五頭岳夫 岡田和也 成田凌
配給:『街の上で』フィルムパートナーズ
©『街の上で』フィルムパートナーズ