吉沢亮、深々と頭を下げて「お願いします!」、ポン・ジュノ監督作に出演アピール

第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が、2020年1月10日より公開される。このほど、12月27日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶イベントが行なわれ、ポン・ジュノ監督とキャストのソン・ガンホ、そしてジュノ監督のファンである俳優・吉沢亮がサプライズ登壇した。

ジュノ監督とガンホが待つ舞台に花束を持って登場した吉沢。本作を観た感想として「純粋にスゲー!ってなった。ここ何年かで観た作品の中で一番のエンタメ感。いろいろな要素が入っているのに、完璧に融合されていて、絶対観るべき映画」と作品に太鼓判を押した。

吉沢の感想を受けてジュノ監督は「吉沢さんの映画評によって、実際の映画よりもより素敵な映画に感じられるようになった気がします」と感謝。続けて「ご自身がこれだけイケメンだということに気がついたのは何歳のときですか?」と質問すると、苦笑いの吉沢は「小学校5年生です(笑)」と切り返していた。

ジュノ監督は、親交があるという行定勲監督の映画『リバーズ・エッジ』で吉沢を知ったそうで「とても素敵な青春の姿を演じられている」と吉沢の演技を絶賛。これに対して吉沢は「嬉しいです。こんな場所に僕がいるのは、おこがましいと思うぐらい、すごい人達に観てもらえていたのが不思議な気持ち」と感動した様子で述べた。また、MCから「いつかご一緒することは…?」と問いかけられた吉沢は、「いやあ……」と謙遜しながらも「お願いします!」とジュノ監督に深々と頭を下げて作品への出演をアピールし、「そんな夢のような日がくれば嬉しいですね」と目を輝かせていた。

『パラサイト 半地下の家族』
2020年1月10日(金) 全国ロードショー
12月27日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田にて先行公開
監督・共同脚本:ポン・ジュノ
撮影:ホン・ギョンピョ
音楽:チョン・ジェイル
出演:ソン・ガンホ イ・ソンギュン チョ・ヨジョン チェ・ウシク パク・ソダム イ・ジョンウン チャン・ヘジン
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 全員失業中、“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。長男ギウ(チェ・ウシク)は、“高台の豪邸”で暮らす裕福なパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行く。そして、兄に続き、妹ギジョン(パク・ソダム)も豪邸に足を踏み入れるが…。この相反する二つの家族の出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと加速していく。

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