シリーズ累計発行部数4400万部を突破した浜岡賢次による大人気ギャグ漫画シリーズ「浦安鉄筋家族」を、佐藤二朗を主演に迎え、「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が監督、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を務めてドラマ化する「浦安鉄筋家族」が、2020年4月よりテレビ東京系にて放送されることが決定した。
本作は、千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎになってしまう家族のエクストリーム・ホームコメディ。一家の大黒柱・大鉄をはじめ、個性豊かな大沢木家メンバーや近所に住む仲間たちによる“常に全力”で愛らしい浦安の日常が描かれる。
「きのう何食べた?」や「勇者ヨシヒコ」シリーズ、現在放送中の「孤独のグルメ Season8」など数々の大ヒット作を生み出し、1月クールには滝藤賢一・古館寛治がダブル主演を務める「コタキ兄弟と四苦八苦」の放送も控えているテレビ東京・金曜深夜の「ドラマ24」枠の2020年4月クールの作品として放送される。
主演を務めるのは、子供から大人まで幅広い支持を得る個性派バイプレイヤー・佐藤二朗。とにかく超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱・大鉄を演じる。監督を「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎、脚本をヨーロッパ企画の上田誠が担当する。
■佐藤二朗(大沢木大鉄役) コメント
25年以上も連載が続く大人気漫画が原作ということで、「俺が主演でエエんかいな」というのが正直な感想です。しかし僕が演じる大鉄は「とにかく超テキトーでだらしがない」人。これは、もう、役作りは不要。なんなら演じることも不要。なにせ「精神年齢8歳の50歳児」の僕です。たまに、というか常時「ふにゃふにゃ」してる僕です。テレ東さんと手を携え、地上波のギリギリに、ふにゃふにゃしながら挑みたいと思っています。
■浜岡賢次(原作) コメント
Q:「浦安鉄筋家族」ドラマ化の話を聞いた時の気持ちをお聞かせください。
問題が多くて絶対無理だよ~。
Q:大鉄に対してのお気持ちや思い入れをお聞かせください。また、佐藤二朗さんに大鉄役を演じてもらうにあたって、どのようなことを期待されていますか?
初期は全然思い入れが無かったんですが、自分が父親になって180度変わりました。今では自分と重ね合わせて楽しく描いています。佐藤二朗さんはイメージ通り!!カートンごと煙草吸ってもらえるのかな~?
Q:ファンが多く、かつ「どんな風にドラマ化されるか」待ち遠しい作品だと思いますが、視聴者の方に一言お願いいたします。
汚いドラマになったらゴメンなさい。
■瑠東東一郎(監督) コメント
「テレ東史上最大の問題作にして下さい」プロデューサーからの第一声がこれです。「そんなオーダーのパターンある?」と思いつつ、非常に熱く燃えております。「浦安鉄筋家族」は僕らの世代にとっては伝説のマンガです。この最高にぶっ飛んだ世界観に共に挑むのは、10年来の盟友であるヨーロッパ企画の上田さん。これで楽しくないワケがありません。座長である佐藤二朗さんとお仕事するのは初めてですが、ずっと憧れていたモンスターです。その魅力の全てを作品に詰め込んで、前代未聞の問題作に昇華出来ればと思います。“笑い”のその奥に。家族ならではの“やわらかいもの”を描ければと思います。是非ご期待下さい!
■上田誠(ヨーロッパ企画/脚本) コメント
「浦安鉄筋家族」31巻を繰りかえし読む日々です。ドラマ化の仕方がなかなか分からないから。ドラマ化できないギャグや、できるけど数億円かかるシーンが山ほど出てくる原作なんです。彼らはこの漫画の浦安の中で徹底して「生活」をしています。ところが鉄筋家族なので、彼らにかかると禁煙が、家庭訪問が、孫を抱くことが、なんでだと思うほどエクストリームなことになるんです。そういうエクストリームなホームコメディにできたら。1話の1シーン目から、撮影できるのかなこれ、という場面になりましたけど、瑠東監督と佐藤二朗さん、そしてキャストの皆様の家族愛にも似たチームワークで乗り越えてくださるでしょう。生活!生活!!生活!!!
「浦安鉄筋家族」
2020年4月よりテレビ東京系にて放送開始 毎週金曜深夜0時12分~放送
※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0時12分~放送
監督:瑠東東一郎
原作:浜岡賢次「浦安鉄筋家族」
脚本:上田誠
出演:佐藤二朗
【作品概要】 限りなく東京に近い千葉、浦安。“夢の国”から少し外れたところに、パワフルでハチャメチャな家族、大沢木家が住んでいた。お父さんの禁煙作戦には家族総出で大乱闘、外食すればなぜか大食いバトルへ発展し、息子が熱を出せば近所を巻き込んで、なぜかベビーファイトからのマザーファイトが始まってしまう…。どんな些細な出来事も、この大沢木家にかかれば想像を絶するドンチャン騒ぎ。大鉄をはじめ大沢木家のメンバーや原作でもお馴染みの春巻先生、花丸木くん、土井津親子など個性豊かなご近所のキャラクターも勿論登場。笑って笑って笑ってたまに泣ける!?とにかくパワフルで極端な家族が織りなす、“浦安愛”に満ち溢れた最高のエクストリーム・ホームコメディ!
©浜岡賢次(秋田書店) 1993