伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドをレネー・ゼルウィガーが熱演!『ジュディ 虹の彼方に』2020年3月公開!

ハリウッド黄金期を支え波乱に満ちた人生を送り、わずか47歳で急逝した伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの知られざる実話を描く、レネー・ゼルウィガー主演の映画『JUDY』(原題)が、邦題『ジュディ 虹の彼方に』として、2020年3月6日より公開されることが決定した。

▲左:ジュディ・ガーランド(本人)、右:レネー・ゼルウィガー(ジュディ・ガーランド役)

ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』(1939)で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランド。本作では、ジュディが47歳の若さでこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描く。

物語は1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディが、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てているところから始まる。どん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を懸けてロンドン公演に旅立つ。

「まるで命を燃やし尽くすようだった」と証言されるジュディのステージの数々を演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズで女性からの絶大な支持を受け、『コールド マウンテン』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したレネー・ゼルウィガー。本作は3年ぶりの主演作となる。彼女自身がジュディの大ファンだったこと、そして本作の舞台となる1969年当時のジュディとレネーの実年齢が同じという奇跡も重なり、本作にかける思いは人一倍。リハーサルの1年前からトレーニングを開始する気合いをみせた。自身が主演したミュージカル映画の名作『シカゴ』など、映画での歌の経験はあったものの、伝説のミュージカル女優を演じるため、歌はもちろん、ジュディの独特な訛りや声色、ステージパフォーマンスの動きもすべてマスターするため、過酷なトレーニングを積んだ。そして、ジュディの奔放で愛すべき女性像と、その圧倒的なカリスマ性で人々を惹き付けるスターとしての姿を見事に体現。全曲を自ら歌い上げる魂の熱演を披露している。

そのほか、『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロック、今年エミー賞を席巻したドラマ「チェルノブイリ」にも出演しているジェシー・バックリー、『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドア役で知られるマイケル・ガンボンなど、多彩な演技派キャストが集結。監督は、ブラッド・ピット製作総指揮の『トゥルー・ストーリー』で評価され、ベン・ウィショー主演のドラマ「嘆きの王冠 ~ホロウ・クラウン~/リチャード二世」も手掛けたルパート・グールドが務める。

9月に開催された第44回トロント国際映画祭では、本作の上映終了後に会場が異様な熱狂に包まれる盛況ぶり。9月27日からアメリカで限定公開されると、上映館数が一桁多い作品群と肩を並べ、全米興行収入ランキングでベスト10入りを果たすというスマッシュヒットを達成した。

『ジュディ 虹の彼方に』
2020年3月6日(金)より全国ロードショー
監督:ルパート・グールド
原作:「End Of The Rainbow」
脚本:トム・エッジ ピーター・キルター
出演:レネー・ゼルウィガー フィン・ウィットロック ルーファス・シーウェル ジェシー・バックリー マイケル・ガンボン
配給:ギャガ

【ストーリー】 1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディ・ガーランド(レネー・ゼルウィガー)は、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てていた。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を懸けてロンドン公演に旅立つ…。

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