鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞戯曲・シナリオ賞などを受賞した注目の劇作家・桑原裕子率いる劇団KAKUTAの代表舞台作品「ひとよ」を、佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、田中裕子の豪華共演で、白石和彌監督が実写映画化する『ひとよ』が、11月8日より公開される。このほど、佐藤、鈴木、松岡、白石監督による『ひとよ』公開記念特別ラジオ番組の放送が決定した。
番組では、日頃から「自分は監督だけをやっていたい」と語る白石監督がMCとなり、“まわし役”として番組を進行。今だから言えるお互いの印象や撮影現場でのエピソード、共演したからこそわかるそれぞれの役作りへの苦労や見どころなど、今を時めく人気俳優陣からここでしか聞けない秘話を引き出していく。番組の後半では三兄妹の長男役・鈴木が舵を取り、バイオレンスな作品で印象深い白石監督が、なぜ「家族の絆」をテーマにした作品を撮ったのか、映画に深く踏み込んでいく。撮影時に白石監督が「兄妹にしか見えない!」と絶賛したキャスト陣は、ラジオでも息の合ったやりとりを披露する。
■映画『ひとよ』公開記念特別番組 概要
番組名:「RADIO-EX」TBSラジオ
放送日時:10月27日(日)ひる12時~12時30分
出演:佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優、白石和彌
『ひとよ』
11月8日(金) 全国ロードショー
監督:白石和彌
原作:桑原裕子「ひとよ」
脚本:髙橋泉
出演:佐藤健 鈴木亮平 松岡茉優 音尾琢真 筒井真理子 浅利陽介 韓英恵 MEGUMI 大悟(千鳥) 佐々木蔵之介 田中裕子
配給:日活
【ストーリー】 どしゃぶりの雨降る夜に、タクシー会社を営む稲村家の母・こはる(田中裕子)は、愛した夫を殺めた。それが、最愛の子どもたち三兄妹の幸せと信じて。そして、こはるは、15年後の再会を子どもたちに誓い、家を去った。たった一晩で、その後の家族の運命を変えてしまった夜から、時は流れ、現在。次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)の三兄妹は、事件の日から抱えたこころの傷を隠したまま、大人になった。抗うことのできなかった別れ道から、時間が止まってしまった家族。そんな一家に、母・こはるは帰ってくる。15年前、母の切なる決断と残された子どもたち。皆が願った将来とは違ってしまった今、再会を果たした彼らが辿り着く先とは…。
©2019「ひとよ」製作委員会