知英からクイズ「元々ハロウィンにはかぼちゃではなく別の野菜を飾っていた。何の野菜?」

たむら純子と清智英による人気漫画を、知英主演で映画化した『どすこい!すけひら』が、11月1日より公開される。それに先がけ、10月18日にスペースFS汐留にて舞台挨拶付き試写会が行われ、知英、りゅうちぇる、宮脇亮監督が登壇した。

知英は、真夏のファットスーツでの撮影について、「特殊メイク自体、わたしは初めてだったんですが、わたしもじっとしていれば太った綾音になれるんですが…。3時間くらいぼーっとして目を開けると自分でもびっくりするくらい別人になっていて」と答え、会場の笑いを誘った。また監督自身もこだわりがあったそうで、「全く知英さんと分からなくなるのは嫌だったので、知英さんの感じを残しつつ、かわいい感じにとお願いしたら本当にいい仕上がりになりました」と満足げに答えた。映画初出演となるりゅうちぇるは、「初めて役名を聞いた時にフレッド・ミラー…?僕、日本語しかしゃべれないけど…?ってなったんですけど、でも全然カタコトじゃなくてOKで、バリバリ日本語な役でした」と答えると、客席は大笑い。また知英や宮脇監督に演技を絶賛されると、「えーっ!めっちゃ褒めるじゃんー!」と照れながらも喜んでいた。初共演だった知英とりゅうちぇるだが、舞台上でもとても仲が良く、知英は、「初めてなのにすごく最初から空気感が合いました」とコメント。特にこだわったシーンとして宮脇監督は、「知英さん演じる綾音が、“あるもの”から追いかけられるシーンがあるんですが、その“あるもの”には非常にこだわりました」と回答。その“あるもの”とは何なのか…、まだ観ていない客席の本編への期待度を上げていた。

さらにサプライズで湊拓巳役を演じた草川拓弥からメッセージが到着。会場に来ている皆様へ、「この映画はハイスピードジェットコースターに乗っているようなエンタテイメント映画になっています!また主題歌にもご注目下さい!」とメッセージを述べた。このコメントを聞いた宮脇監督からは、「彼のステキな筋肉も本編では見れますので…」と言うと、会場からは黄色い声援がこぼれた。

また、10月31日ハロウィンの日を迎えるのに先駆け、知英&りゅうちぇるから『どすこい!すけひら』限定プレゼントが当たるクイズを開催。まず、りゅうちぇるから、「ハロウィンの発祥の地はどこでしょうか?」というクイズに、「アメリカ」とういう声や、「オランダ」などという声が…。「おしい!でもテンションはおなじ!」とりゅうちぇるが独特の返しをし、会場は大爆笑。このあと、りゅうちぇるからヒントが出ると無事に「アイルランド」と答えが出て、解答者は直接ステージ上でりゅうちぇるからプレゼントをもらった。

知英からは、「元々ハロウィンにはかぼちゃではなく、別の野菜を飾っていました。さて、何の野菜でしょうか」と出題されると、なんと1人目で「カブ」と正解が。これには登壇した3人もびっくりし、「すごい!」と知英も目を丸くして驚いていた。イベント最後に知英から、「やっとこの映画を皆さんに見てもらえると思うととても嬉しいです。また、出来た作品を見て自分自身も綾音に勇気をもらいました。この映画を観て、皆さんも楽しい気持ちになったり、もっと頑張ろうという気持ちになったら嬉しいです」とメッセージを述べ、会場からは温かい拍手が送られ、イベントは幕を閉じた。

『どすこい!すけひら』
11月1日(金)より、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマ(一部劇場を除く)ほか全国公開
監督:宮脇亮
原作:「どすこい!すけひら」(漫画:たむら純子 原案:清智英)
主題歌:「Don’t Stop 恋」超特急
出演:知英 草川拓弥(超特急) 金子大地 松井愛莉 池端レイナ 富田望生 富山えり子 水島麻理奈 パンツェッタ・ジローラモ りゅうちぇる  竹中直人
配給:アークエンタテインメント

【ストーリー】 大好きなチョコレートに囲まれて暮らすため、イタリアに移住したぽっちゃり体型の主人公・綾音(知英)。ひょんなことから事故に巻き込まれ、昏睡状態から目覚めると…誰もがうらやむナイスバディに大変身。帰国後は、エステティシャンとして働き、実家の農家の搾乳で磨き上げた指使いで、お客様のハートを鷲掴みにしていた綾音。昔、どすこいだったこともあり、恋愛には無関心で、大好きなチョコレートと、趣味のゲームに没頭する日々を送っていた。そんなある日、サロンの超VIPで人気アイドルの湊拓巳(草川拓弥)から食事に誘われる。楽しいデートをして、拓巳に淡い恋心を抱くが拓巳に恋人がいることが発覚し、「元どすこいの私なんかを、拓巳が本気で好きになってくれるわけない」と心を閉ざしてしまう…。綾音は、過去の自分を乗り越え、本気の恋をすることができるのか!?

© 2019 劇場版「どすこい!すけひら」製作委員会 ©清智英・たむら純子/講談社