尾崎豊「自分が嫌いになった。毎日のように死にたいと思っていた」『尾崎豊を探して』予告編&新場面写真

尾崎豊のデビュー当時から二十代前半の圧巻のライブ映像と貴重な映像記録で構成された『尾崎豊を探して』の公開日が2020年1月3日に決定し、予告編と新場面写真がお披露目となった。

人がつくりあげたルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続け、わずか26歳の若さで夭折した尾崎豊。「卒業」、「I LOVE YOU」、「シェリー」、「15の夜」、いまもって宝石のような輝きを放つ尾崎の歌は何を伝えようとしていたのか。新宿ルイードの初ライブにさかのぼり、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、そして何気ない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片をひろい集め、糸をつむぐようにより合わせた“尾崎豊を探す旅”。映像作家・佐藤輝の執念に突き動かされた編集作業を経て、初めて陽の目をみるありのままの尾崎豊がここにいる。

予告編冒頭では、「自由じゃなけりゃ、意味がねぇんだよ!お前ら本当に自由か?」と叫びながら自由について問いかける情熱的なライブシーンが映し出される。一方で、「自分が嫌いになった。嫌で嫌でたまらなかった。毎日のように死にたいと思っていた」と、頬に涙をつたわせながら独白をするもう一人の尾崎の姿が。若者たちが陶酔し、日本中を大熱狂させた尾崎豊の溢れ出すカリスマ性を、佐藤輝監督自らが30秒に凝縮した。

『尾崎豊を探して』
2020年1月3日(金) 全国公開
監督・撮影・編集:佐藤輝
プロデュース:須藤晃 御領博 福田信
配給:東京テアトル ライブ・ビューイング・ジャパン

(C)2019「尾崎豊を探して」製作委員会