ジャーナリストの堀潤が5年の歳月をかけて追った、“分断”された世界を描くドキュメンタリー『わたしは分断を許さない』が、2020年早春より公開されることが決定した。併せて、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。
日米原発事故の3つの現場を追い、不条理と大衆の“忘却”を描いたドキュメンタリー第1作『変身－Metamorphosis』。本作では、第1作からの5年間で膿み続けた、シリア、パレスチナ、朝鮮半島、福島、沖縄など国内外の“分断”を描く。
■堀潤監督 コメント
わたしには、どうしても許してはいけないと感じるものがある。それは「分断」だ。この10年で、国内外の様々な社会課題の現場で「分断」が深まったと感じる。人々の疑心暗鬼は、やがて差別や排斥をうむ。2020年は東電福島第一原発事故から、そしてシリア内戦から10年目を迎える年だ。世間の忘却に耐え、未だ孤立し、支援を待つ人たちがいる。一体なぜここまで、そして一体誰がこの分断を生んだのか。わたしは世界各地の現場へ取材の旅に出た。どうしても分断の手当てが今必要だからだ。
『わたしは分断を許さない』
2020年早春よりポレポレ東中野にてロードショー
監督・撮影・編集・ナレーション：堀潤
脚本：きたむらけんじ
配給：太秦
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