鬼才ジム・ジャームッシュ監督 × ゾンビ!ビル・マーレイ、アダム・ドライバーら共演『The Dead Don’t Die』(原題)2020年春公開!

鬼才ジム・ジャームッシュ監督の3年ぶりとなる最新作で、ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントンら豪華キャストの共演で贈るゾンビ映画『The Dead Don’t Die』(原題)が、2020年春に公開されることが決定した。

2016年に、バス運転手の何気ない日常を切り取った『パターソン』、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の2作を同時発表し話題となったジム・ジャームッシュ監督。3年ぶりの最新作は、5月14日より開催中の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品とコンペティション部門作品として上映される予定で、長年インディペンデント映画界に君臨するジャームッシュ監督が、ついにソンビ映画を手掛けたことで話題沸騰中だ。

アメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官とピーターソン保安官代理は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現しだし、思わぬ事態に巻き込まれていく。

キャストには、『パターソン』に続きアダム・ドライバー、本作でジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイのほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローバー、イギー・ポップ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズらという、常連組から注目の若手まで、豪華な顔ぶれが集結した。

カンヌ国際映画祭の常連でもあるジャームッシュ監督は、これまで、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)がカメラドール(新人監督賞)、『コーヒー&シガレッツ』(2003)が短編部門のパルムドールを受賞、『ブロークン・フラワーズ』(2005)がグランプリ、そのほか『ダウン・バイ・ロー』(1986)、『ミステリー・トレイン』(1989)、『デッドマン』(1995)、『ゴースト・ドッグ』(1999)、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013)、『パターソン』(2016)がコンペティション部門に、オムニバス映画『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』(2002)がある視点部門に出品された。映画祭に併せてフランスでの公開もスタートし、本作の受賞結果に注目が集まる。

『The Dead Don’t Die』(原題)
2020年春、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ アダム・ドライバー ティルダ・スウィントン クロエ・セヴィニー スティーヴ・ブシェミ ダニー・グローバー ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ イギー・ポップ セレーナ・ゴメス トム・ウェイツ
配給:ロングライド

【ストーリー】 アメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官(ビル・マーレイ)とピーターソン保安官代理(アダム・ドライバー)は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現しだし、思わぬ事態に巻き込まれていく…。

Credit : Abbot Genser / Focus Features © 2019 Image Eleven Productions, Inc.