ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』犬たちに扮したハリウッドを代表する豪華キャスト陣のインタビュー映像

第68回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(監督賞)を受賞した、ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』が5月25日に公開となる。このほど、犬たちの吹替えを務めたキャスト陣が、自身が演じたキャラクターに扮してインタビューに答える特別映像がお披露目となった。

全編にわたり日本を舞台とし、“ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く本作。特別映像は、吹替えを務めたキャスト陣のインタビュー音声に、それぞれのキャラクターのストップモーション・アニメ―ションを当て込んだもの。ブライアン・クランストン演じるヒーロー犬の1匹のチーフをはじめ、ビル・マーレイ演じるボス、エドワード・ノートン演じるレックス、リーブ・シュレイバー演じるスポッツ、F・マーリー・エイブラハム演じるジュピター、ジェフ・ゴールドブラム演じるデューク、スカーレット・ヨハンソン演じるナツメグ、ボブ・バラバン演じるキング、ティルダ・スウィントン演じるオラクルが登場し、インタビューで自身のキャラクターや物語について語っている。

ウェス・アンダーソン監督は、犬のパペットへのこだわりとして、本物の犬と同じような動きをするだけでなく、忠誠心や我慢強さ、愛情に対する直観など感情的なトーンを特に重視した。犬たちの感情を見事に伝えてくれる豪華なキャスト陣が集まったことについて、「私が過去に一緒に仕事をしたことがある人、もしくは長年敬愛してきた人たちです。アニメ作品の特徴の一つに、俳優たちは“都合がつかない”と言えない点があります。(収録は)いつでも、何時でも、どこでもできるので、言い訳ができないんです。そのお陰かもしれませんね(笑)」と冗談めかして明かしている。

『犬ヶ島』
5月25日(金)全国ロードショー
監督:ウェス・アンダーソン
出演(声):ビル・マーレイ ジェフ・ゴールドブラム エドワード・ノートン ハーヴェイ・カイテル ティルダ・スウィントン F・マーレイ・エイブラハム ボブ・バラバン フランシス・マクドーマンド 野村訓市 スカーレット・ヨハンソン グレタ・ガーウィグ ブライアン・クランストン リーブ・シュライバー コーユー・ランキン ヨーコ・オノ 野田洋次郎(RADWIMPS) 夏木マリ 村上虹郎 渡辺謙
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島”に追放する。ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に降り立った。愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく―。

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