編集長ビル・マーレイ「私の部屋で泣くな」思い出の4つのスクープを振り返る!『フレンチ・ディスパッチ』予告編

『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の公開日が2022年1月28日に決定し、併せて、予告編がお披露目となった。

本作の舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッション、美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。ところが、編集長が仕事中に急死、遺言によって廃刊が決まってしまう。果たして、何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、泣ける、その全貌とは?

予告編は、ナレーターの「始まりは休日だった」という言葉からはじまり、”フレンチ・ディスパッチ誌”がどのようにして誕生したのかが説明される。アーサー・ハウイッツァー・Jr(ビル・マーレイ)が編集長を務めるフレンチ・ディスパッチ誌は、向こうみずな自転車レポーターのサゼラック(オーウェン・ウィルソン)、批評家であり編年史家のベレンセン(ティルダ・スウィントン)、孤高のエッセイストのクレメンツ(フランシス・マクドーマンド)、博識家のローバック・ライト(ジェフリー・ライト)といった、アーサーが誇る当代一の海外ジャーナリストたちが勢揃い。そんな彼らがアーサーの不幸をきっかけに、「自転車レポーター」、「確固たる名作」、「宣言書の改定」、「警察所長の食事室」と名付けられた思い出のスクープの数々を振り返っていく。各ストーリーではベニチオ・デル・トロ、レア・セドゥ、ティモシー・シャラメ、シアーシャ・ローナンといった豪華キャスト陣がユーモアに溢れた個性的なキャラクターに扮する姿も確認できる。毛色の違った4本の物語と錚々たるキャスト陣を、ウェス・アンダーソンがどのようにまとめ上げるのか期待が膨らむ。

併せて、本作が10月30日から11月8日にわたり開催される第34回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に出品されることが決定した。

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
2022年1月28日(金) 全国公開
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
出演:ベニチオ・デル・トロ エイドリアン・ブロディ ティルダ・スウィントン レア・セドゥ フランシス・マクドーマンド ティモシー・シャラメ リナ・クードリ ジェフリー・ライト マチュー・アマルリック スティーブ・パーク ビル・マーレイ オーウェン・ウィルソン クリストフ・ヴァルツ エドワード・ノートン ジェイソン・シュワルツマン アンジェリカ・ヒューストン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 

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