高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、上流階級のハウスキーパー役として出演する神尾楓珠のハウスキーパー姿のカットがお披露目となった。
本作は、名門・烏丸(からすま)家の若き当主と仏頂面の執事が難事件に挑むミステリー。主人公の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎(からすまかえい)には、King & Princeの永瀬廉。当主としては未熟で世間知らずだが、頭脳明晰で色彩に関しては特別な感知能力を持っているという個性溢れるキャラクターを繊細に演じ、映画初主演に挑む。花穎の新執事・衣更月蒼馬(きさらぎそうま)には、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとして活躍し、今年はNHK連続テレビ小説「なつぞら」への出演も決定している清原翔。物語の軸となる“執事役”を凛とした存在感で体現する。さらに、物語の鍵を握るミステリアスなキャラクターで、大学生でありながら企業家、パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナーである赤目刻弥(あかめときや)には、永瀬と同じくKing & Princeのメンバーで、本作でスクリーンデビューを飾る神宮寺勇太。いつも気さくで人懐っこい一面を見せながらも独特の空気感を醸し出し、緊張感漂う言動で物語を動かす。
周りの誰もやっていないことをやりたいという想いから、事務所のオーディションを受け芸能界入りを果たした神尾楓珠。「兄に愛されすぎて困ってます」、「アンナチュラル」、「シグナル 長期未解決事件捜査班」と経験を重ね、衝撃作「恋のツキ」にて一気に開花。そして「3年A組―今から皆さんは、人質です―」では、演技合戦とも言われる若手出演者の中でも演技、ビジュアルともに存在感を見せつけ、ちょっと優柔不断で“ヘタレ”な真壁翔役を好演した。本作では、名門・烏丸家で働く母の代理でハウスキーパーとして、仕事に勤しむ青年役として出演。名家の使用人として、ハウスキーパーの仕事や花穎のスタイリスト的な働きをしつつ、家族思いで母と妹をフォローする頼りがいのある長男役を演じる。上流階級での役どころについて、「撮影現場には真っ白の状態で入りました」と答えた神尾は、ベテランの使用人たちの中で「まだ慣れない若き使用人」を演じるのに、受けた所作指導などは「あえてできすぎないように」役作り。「使用人なので、なるべく存在感を消しました(笑)。新しい職種の役にチャレンジ出来て本当に良かった」と笑顔でコメントした。
『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映
【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会