マイケル・J・フォックス「大きくて元気なベイビーボーイ」息子サムの34歳バースデーをお祝い!

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られるマイケル・J・フォックスが、息子サムの34歳の誕生日を祝してメッセージをインスタグラムに投稿した。

▼マイケル・J・フォックス(左)、サム・フォックス(右) マイケル・J・フォックスのインスタグラム(realmikejfox)より ※以下写真すべて

5月30日に息子のサムが34歳のバースデーを迎え、マイケルはこれを記念して、カナダ・バンクーバーの川でレジャーを楽しんでいる親子ショットをシェア。

滝をバックにした写真の中で、親子はサングラスとベースボールキャップを着用した服装で肩を組み、マイケルがサムの頬にキスをして仲睦まじげな様子を見せている。

マイケルはさらに、サムが大きなチョコレートケーキのキャンドルを吹き消している写真をアップ。「大きくて元気なベイビーボーイ、誕生日おめでとう。お前は最高だ。お前のパパでいることを嬉しく思う。愛してるよ!」とキャプションにつづって祝福した。

マイケルは1988年に女優のトレイシー・ポランと結婚。1989年に息子のサム、1995年に双子の娘のスカイラーとアクイナ、2001年に娘のエズメが誕生している。

1991年からパーキンソン病と闘っているマイケルは昨年、パーキンソン病に関する支援が評価され、慈善活動で映画界に貢献した人物に贈られるアカデミー賞の特別賞、ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞。授賞式には妻と4人の子供たちがお祝いに駆けつけた。

▼(左から)息子のサム、娘のエズメ、トレイシー・ポラン、マイケル・J・フォックス、双子の娘スカイラーとアクイナ

マイケルは2020年に出演したトーク番組「グレアム・ノートン・ショー」で、ツイッターでパーキンソン病に関する心ない言葉を受けた際に息子のサムに救われたエピソードを披露。

意地の悪い言葉を書き込んだ人物に「何らかの形で返事をしたかった」というマイケルは、サムから「そういう時は“SMH”って書き込むんだよ。とにかくやってみて!」とアドバイスを受け、「SMH」の意味もわからないまま返信したという。「そしたら、『あなたはネットのキングだ。いろいろと言って申し訳ない』という謝罪の言葉がつらつらと返ってきた。私が息子に『一体何て言ったんだ?』と聞いたら、『頭を横に振る(Shaking My Head=信じられないほどあきれている)っていう意味だよ』と教えてくれたんだ」と、息子のおかげでスマートに相手に反論できたと明かしていた。

▼マイケルが出演したトーク番組「グレアム・ノートン・ショー」

現在61歳のマイケルは、近年は「グッド・ワイフ」(2010〜2016)、「サバイバー:宿命の大統領」(2018)、「グッド・ファイト 華麗なる逆転」(2020)などのドラマを中心に活躍し、タイムトラベルをテーマにしたNetflixのSF映画『シー・ユー・イエスタデイ』(2019)にゲスト出演。2020年、パーキンソン病によって演技をするのが困難になっていることを明かし、俳優業からの引退を表明した。今年5月、パーキンソン病との闘いを追ったApple TV+のドキュメンタリー映画『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』が配信された。

▼『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』の米国版予告編