『マジック・マイク』シリーズで主演を務めたチャニング・テイタムが、同シリーズの最新作『Magic Mike’s Last Dance(原題)』のファーストルックをインスタグラムでお披露目した。
▼チャニング・テイタム(左)、サルマ・ハエック(右) チャニング・テイタムのインスタグラム(channingtatum)より
男性ストリップダンスの世界を、元ストリッパーであるチャニングの実体験を基に描いた青春映画『マジック・マイク』。10月21日、シリーズ3作目となる『Magic Mike’s Last Dance』のファーストルックが公開された。お披露目となった写真では、チャニングの鍛え上げられた腹筋に、シリーズに初出演するサルマ・ハエックが手を触れている。
最新作は、シリーズ1作目『マジック・マイク』でメガホンをとったスティーヴン・ソダーバーグ監督が復帰。脚本は前2作品を手がけたリード・カロリンが務める。本作は2023年2月10日に米国公開される予定だ。
2012年に公開された1作目『マジック・マイク』は、チャニングをはじめ、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒーらが出演。2015年に続編『マジック・マイク XXL』が公開され、世界累計興収は約3億ドルを記録する大ヒットシリーズとなった。2017年にはステージショー「マジック・マイク・ライブ」がスタートし、ラスベガス、ロンドン、ベルリンなど世界主要都市で開催。さらに、本シリーズを基にしたリアリティ・コンペティション番組「Finding Magic Mike(原題)」が昨年12月にHBO Maxで配信された。
▼チャニングが出演した「エレンの部屋」
今年3月、米トーク番組「エレンの部屋」に出演したチャニングは、『マジック・マイク』の最新作の撮影に向けて、ダンスの練習に加え「とにかく食べない」ことを徹底していると発言。シリーズ1作目の公開から10年が経ち、「今は体を絞るのに長い時間がかかっている。3か月くらいかけて体脂肪を落とすんだけど、チーズバーガーのそばを通るだけで努力が水の泡になったような気分になるよ」と減量の苦労について語っていた。
現在42歳のチャニングは、2005年に『コーチ・カーター』で映画デビュー。ダンス映画『ステップ・アップ』(2006)でブレイクし、SFアクション『G.I.ジョー』(2009)などの話題作に出演した。『マジック・マイク』シリーズ(2012、2015)のほか、コメディ映画『21ジャンプ・ストリート』シリーズ(2012、2014)のヒットでも知られる。今年2月に監督デビュー&主演作『Dog(原題)』が米国公開、6月にサンドラ・ブロック共演のアドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』が日本公開された。今後はスカーレット・ヨハンソンと共演する新作映画『Project Artemis(原題)』などに出演する。