クリーチャーやエイリアン、悪魔が登場するシュールな世界!「宇賀那健一監督短編集:未知との交流」12月公開

『異物-完全版-』『転がるビー玉』『魔法少年☆ワイルドバージン』『サラバ静寂』『黒い暴動』などを手掛けた宇賀那健一監督の新作短編集、『宇賀那健一監督短編集:未知との交流』が12月3日より公開されることが決定した。併せてモントリオールでの上映レポートと予告編がお披露目となった。

本作は第51回モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭のTEMPS0部門において組まれた異例の特集上映「MADE IN UGANA:THE VERY SPECIAL SÉANCE」を日本用に組みなおした特別な上映となっている。

モントリオールでの上映には『モジャ』チームから宇賀那健一監督、出演者の小出薫、関本巧文がモジャを連れて駆け付け、Q&Aが行われた3日間は多数のお客さんが訪れた。特に『往訪』のナナの顔から〇〇が生えるシーンに大きな笑いと拍手が起こり、Q&Aではインスピレーションの源はどこなのか?撮影現場はどんな雰囲気だったのか?モジャが地球にやってきた理由は何なのか?など多数の質問が飛び交い、連日笑いの絶えない長時間のQ&Aとなった。

これまでポルト国際映画祭、モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭、トリノ映画祭、リーズ国際映画祭、スラムダンス映画祭、エトランジェ映画祭、タンペレ映画祭、トロントアフターダーク映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭、LA国際短編映画祭など、世界中の映画祭をまわってきた宇賀那監督の『往訪(おうほう)』(出演:詩歩、平井早紀、板橋春樹、遠藤隆太)、『モジャ』(出演:兵頭功海 小出薫 内木英二 関本巧文)、『適応』(出演:石田桃香、吉村界人、田中真琴)の3作品がついに日本でも劇場公開となる。

予告編では、触手を持ったクリーチャーや毛がモジャモジャのエイリアン、そしてエキセントリックな悪魔が登場するファンタスティックでシュールな映像が。また上映期間中は、上映後にそれぞれのキャストによる、撮影の裏話などを話すトークイベントを予定している。

『宇賀那健一監督短編集:未知との交流』
2022年12月3日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国劇場公開

■『適応』
監督・脚本・宇賀那健一
出演:石田桃香 吉村界人 田中真琴 樹智子 オクヤマ・ウイ ムラタ・ヒナギク フカミ・アスミ
制作・配給・宣伝:Vandalism渋谷

【ストーリー】 トモミはいつもと変わらない下らない日常にイライラしながらバーでのバイトをしていた。そんな中、コウダイは急いでバーへ向かっていた。昔の彼女であるミナに、家に帰ったらいたあるものを見せるためである…。

©『適応』製作委員会

■『モジャ』
監督・脚本:宇賀那健一
出演兵頭功海 小出薫 内木英二 関本巧文
制作・配給・宣伝:VANDALIS

【ストーリー】 ある日、誰かの役に立とうとビルの屋上で「オレオレありがとう」を繰り返すセイヤのもとに、突然隕石が落ちてくる。セイヤが電話を切ると、エメラルドブルーの毛がモジャモジャの見たこともない生き物がそこにいた…。

©CAELUM

■『往訪』
監督・脚本:宇賀那健一
出演:詩歩 平井早紀 板橋春樹 遠藤隆太
制作・配給・宣伝:Vandalism

【ストーリー】 バンドメンバーのハルカ、ナナ、タカノリは連絡のつかなくなったソウタのもとを訪ねる。だが、そこにいたソウタの様子は少しおかしかった…。

©『往訪』製作委員会

■『捻転』
監督・脚本:宇賀那健一
出演:野村啓介 三浦健人 詩歩
制作・配給・宣伝:Vandalism

【ストーリー】 コウスケは目を覚ますと、縛られて知らないバーにいた。そして、ふと横に見知らぬ男がいることに気づく。コウスケはその男を必死に呼ぶが…。

©DEEP RED