神尾楓珠、笠松将、大下ヒロトが出演!「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト『転がるビー玉』

女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして、メインキャストに吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯を迎えた宇賀那健一監督の長編映画『転がるビー玉』が製作される。このほど、追加キャストとして、笠松将、大下ヒロト、神尾楓珠が出演することが発表された。

▲神尾楓珠

本作は、東京オリンピックが近づく渋谷を舞台に、片隅にある古い家で共同生活する、愛、瑞穂、恵梨香の3人の日常の物語。監督・脚本は、ガングロギャル映画『黒い暴動?』、娯楽が禁じられた世界を描いた映画『サラバ静寂』を手掛け、今年は『魔法少年☆ワイルドバージン』の公開が控えている宇賀那健一が務める。

メインキャストの吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯に続いて発表された追加キャストとして、萩原演じる瑞穂が想いを寄せる啓介役に、『デイアンドナイト』、『ラ』の笠松将。瑞穂と一夜限りの関係を持つ田村役に、『あみこ』や「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」の大下ヒロト。そして、今泉演じる恵梨香の音楽に惹き付けられる祐也役として、『うちの執事が言うことには』、「恋のツキ」の神尾楓珠が出演する。

▼キャスト コメント

■笠松将(啓介役)
あの時憧れてた場所にいるはずなのに。あの時憧れてたコトをしてるはずなのに。あの時憧れてたヒトになれてたはずなのに。僕はすごく共感します。皆さんにも覗き見てもらえたら嬉しいです。一生懸命やってきます。

■大下ヒロト(田村役)
脚本を読んだ時、懐かしい匂いがしました。その匂いは、僕が忘れかけてた些細な瞬間を思い出させてくれました。僕が役者を目指し、上京した頃、僕の側にいてくれたのは友達でした。今、あの時の事を考えると、お互いを鼓舞しあった時、足を引っ張りあった時でさえ、全てが今の自分にとって大切な時間だったと思えます。映画の中での自分の役が、物語の一つのキッカケになれるよう、全力を尽くします。

■神尾楓珠(祐也役)
僕が何度かお世話になってるナイロンさんの15周年を記念した作品に出演することができてとても光栄に思ってます。1日だけの出演ですが、唯一掛け合いがある相手が仲の良い今泉佑唯ちゃんだったり、一緒のシーンではないですが、他のキャストもナイロンでご一緒したばかりの吉川愛ちゃんだったり、他の作品で共演した方々もたくさんいて、すごい縁を感じる作品なので、何かを届けられるように頑張ります。

『転がるビー玉』
監督:宇賀那健一
プロデューサー:戸川貴詞
出演:萩原みのり 吉川愛 今泉佑唯 笠松将 大下ヒロト 神尾楓珠

【ストーリー】 東京オリンピックが近づく、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛(吉川愛)、瑞穂(萩原みのり)、恵梨香(今泉佑唯)の3人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手にいれたのは、<宝石>なんて眩しいものではなくて、どこかで紛れ込んだ一つの欠けた<ビー玉>だった。そんなある日、部屋の立ち退き勧告の通達が来る。街の再開発で家の取り壊しが決定したのだ。これは、いずれ出て行かなくてはならないその部屋で3人が過ごした、ささやかな日常の物語。絶え間なく変化するこの街で埋もれてしまいがちな幸せは確かにそこにあった。