「それはやってくる」「夜、家に帰ったらいたんだよ」『異物 -完全版-』予告編&ポスタービジュアル

映画『黒い暴動♥︎』『サラバ静寂』『転がるビー玉』の宇賀那健一監督が手掛けた短編映画『異物』、『適応』、『増殖』、『消滅』の4作品が繋がった映画『異物 -完全版-』が、2022年1月15日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、数々の海外映画祭や映画賞で入選、5つの映画祭で受賞したエロティック不条理コメディの短編映画『異物』からはじまる、4つの短編作品が繋がった長編作品。

何かが噛み合わないカップル、カオル(小出薫)とシュンスケ(田中俊介)。そんな日々に不満を抱えているカオルのもとへ突然“異物”がやってくる。そして最終的には二人のもとへ…。その頃、トモミ(石田桃香)の働くカフェには、元恋人同士のコウダイ(吉村界人)とミナ(田中真琴)がやってくる。煙草をくゆらせながら神妙な面持ちで話をしはじめる二人…。それから数カ月後、工場で働くリュウ(宮崎秋人)はとあるものを見つけ、事務員であるミサト(高梨瑞樹)と共に工場長のタケシ(ダンカン)にとあるお願いをしに向かうのだった。そうして気が付けば、カオルのもとに“異物”が現れてから一年が経過していた。一年前とうって変わって何かが吹っ切れた様子でとあるバーへ出かけたカオルは、謎の女(田辺桃子)と会うこととなる…。

予告編は、気になる“異物”が見え隠れし、不穏な音楽からはじまるホラーテイストな映像に。「それはやってくる」という文字を皮切りに「夜、家に帰ったらいたんだよ」「いきたいよ、俺いきたいよって言ってます」などのセリフと共に、気になるカットが続いていく。観る人に委ねるような投げかけのラストにも注目だ。

ポスタービジュアルには、カオルと“異物”の姿が収められ、「不条理を愛でろ。」というコピーが添えられている。

『異物 -完全版-』
2022年1月15日(土)より、ユーロスペース渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:宇賀那健一
出演:小出薫 田中俊介 石田桃香 吉村界人 田中真琴 宮崎秋人 ダンカン 高梨瑞樹 田辺桃子 佐倉仁菜 春野恵 璃乃 宮藤あどね 樹智子 オクヤマ・ウイ フカミ・アスミ ムラタ・ヒナギク
配給:Vandalism

【ストーリー】 何かが噛み合わないカップル、カオル(小出薫)とシュンスケ(田中俊介)。そんな日々に不満を抱えているカオルのもとへ突然“異物”がやってくる。そして最終的には二人のもとへ…。その頃、トモミ(石田桃香)の働くカフェには、元恋人同士のコウダイ(吉村界人)とミナ(田中真琴)がやってくる。煙草をくゆらせながら神妙な面持ちで話をしはじめる二人…。それから数カ月後、工場で働くリュウ(宮崎秋人)はとあるものを見つけ、事務員であるミサト(高梨瑞樹)と共に工場長のタケシ(ダンカン)にとあるお願いをしに向かうのだった。そうして気が付けば、カオルのもとに“異物”が現れてから一年が経過していた。一年前とうって変わって何かが吹っ切れた様子でとあるバーへ出かけたカオルは、謎の女(田辺桃子)と会うこととなる…。

©『異物-完全版-』製作委員会