トム・クルーズ、ウィンブルドンを観戦!『ミッション:インポッシブル』共演女優と共に

『ミッション:インポッシブル』シリーズでおなじみのトム・クルーズが、シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル』第7&8弾の共演者たちとテニスのウィンブルドン選手権を観戦したようだ。

▲ヘイリー・アトウェル(左)、トム・クルーズ(中央)、ポム・クレメンティエフ(右)
ポム・クレメンティエフのインスタグラム(pom.klementieff)より

7月10日、英ロンドンでテニスの四大大会の一つ、ウィンブルドン選手権の女子シングルス決勝が行われ、トムは次作の『ミッション:インポッシブル』シリーズで共演する出演者で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演したポム・クレメンティエフ、『キャプテン・アメリカ』シリーズで知られるヘイリー・アトウェルと観戦。試合会場を訪れた3人の記念写真が、ポムとヘイリーのインスタグラムで公開された。

▲ポム・クレメンティエフのインスタグラム(pom.klementieff)より

女子シングルス決勝は、オーストラリアのアシュリー・バーティ選手がチェコのカロリーナ・プリスコバ選手を下し、初優勝を果たした。試合中、ウィンブルドンの公式Twitterが観客席から手を振るトムの動画を公開したり、「カロリーナ・プリスコバにとって、ここから勝利するのは“ミッション・インポッシブル”ではない」とツイートする一幕もあった。

トムは現在、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる第7&8弾を撮影中。昨年2月にイタリアで撮影がスタートする予定だったが、新型コロナのパンデミックにより中断され、9月に撮影が再開された。

12月には、トムが撮影現場で新型コロナの感染対策ガイドラインに従わなかった一部のスタッフを怒鳴りつける音声が流出して大きな話題に。その時の状況について、トムは今年5月に英誌「エンパイア(Empire)」のインタビューで「一緒に仕事をしている人たちや映画業界のことを考えていた。僕たちが映画の撮影を始めることで大きな安心感が生まれると全てのクルーに知ってほしかった。とても感情的だったのは本当だよ」と振り返っていた。

『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7&8弾には、イーサン役のトムのほか、ルーサー役のヴィング・レイムス、ベンジー役のサイモン・ペッグ、イルサ役のレベッカ・ファーガソン、ホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービーら、おなじみのメンバーが続投。監督は、第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)、第6弾『ミッション:インポッシブル/フォール・アウト』(2018)に続きクリストファー・マッカリーが務める。第7弾は2022年5月27日、第8弾は2023年7月7日に米国公開を予定している。

現在59歳のトムは、1981年に『エンドレス・ラブ』で映画デビュー。『卒業白書』(1983)などの出演を経て『トップガン』(1986)でブレイクを果たした。その後も、『レインマン』(1988)、『7月4日に生まれて』(1989)、『ア・フュー・グッドメン』(1992)、『ザ・エージェント』(1996)などの演技が高く評価され、製作も手掛けるスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ(1996、2000、2006、2011、2015、2018)でも世界的ヒットを飛ばしている。出演最新作『トップガン マーヴェリック』は2021年内に公開予定だ。