マーベル映画『アントマン&ワスプ』に出演したミシェル・ファイファーが、この夏行われるシリーズ第3弾『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』の撮影に向けてトレーニングしている動画をインスタグラムに投稿した。
▲ミシェル・ファイファーのインスタグラム(michellepfeifferofficial)より
2018年に公開された『アントマン』シリーズ第2弾『アントマン&ワスプ』で、“量子の世界”に迷い込んだ初代ワスプ、ジャネット・ヴァン・ダイン役として登場したミシェル。最新作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』の撮影に向けて、準備に取り組んでいることを明らかにした。
公開された動画では、タンクトップ姿のミシェルが、「この夏、ジャネット・ヴァン・ダインは“量子の世界”に入る。準備を進めるわ」と意気込みを見せ、ランニングマシンでトレーニングをしている様子が収められている。
▲ミシェル・ファイファーのインスタグラム(michellepfeifferofficial)より
2015年公開の映画『アントマン』は、特殊なスーツによって身長1.5センチに小さくなる異色のヒーロー、アントマンの活躍を描いたアクション。第2弾『アントマン&ワスプ』では、アントマンが同じく特殊スーツに身を包むワスプとバディを組んで挑んだ戦いが描かれた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、シリーズ第3弾となる最新作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』の監督を務めるのは、前2作に続きペイトン・リード。スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッド、ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役のエヴァンジェン・リリー、ハンク・ピム博士役のマイケル・ダグラス、ジャネット役のミシェルが続投し、さらに、スコットの娘キャシー役で『名探偵ピカチュウ』のキャスリン・ニュートン、悪役となるカーン役で『ザ・ファイブ・ブラッズ』のジョナサン・メジャースが新たに参戦する。同作は2023年2月17日に米国公開予定だ。
現在63歳のミシェルは、1980年に『The Hollywood Knights(原題)』で映画デビュー。アル・パチーノ主演の『スカーフェイス』(1983)、ジャック・ニコルソン主演の『イーストウィックの魔女たち』(1987)などに出演しキャリアを重ね、『危険な関係』(1988)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。その後も、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(1989)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、『ラブ・フィールド』(1992)でも同賞の候補となった。また、『バットマン リターンズ』(1992)ではキャットウーマン役として登場。最近は『アントマン&ワスプ』(2018)のほか、アンジェリーナ・ジョリー主演のディズニー映画『マレフィセント2』(2019)、ルーカス・ヘッジズ共演の『French Exit(原題)』(2020)に出演した。
このほかの出演作は『アイ・アム・サム』(2001)、『ヘアスプレー』(2007)、『ダーク・シャドウ』(2012)、『マラヴィータ』(2013)、『マザー!』(2017)、『オリエント急行殺人事件』(2017)などがある。