フローレンス・ピュー、兄トビー・セバスチャンの新曲「Midnight」でコラボ!

『ミッドサマー』で主演を務め、マーベル映画『ブラック・ウィドウ』の公開が控えるフローレンス・ピューが、兄で俳優&ミュージシャンのトビー・セバスチャンがリリースした新曲「Midnight」でコラボを果たした。

▲トビー・セバスチャン(左)、フローレンス・ピュー(右)
トビー・セバスチャンのインスタグラム(tobysebastian1)より ※2021年4月23日投稿

TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のトリスタン・マーテル役で知られ、ミュージシャンとしても活躍しているトビーは、妹のフローレンスをフィーチャーしたニューシングル「Midnight」を5月16日にリリース。4月後半、トビーはフローレンスと一緒にレコーディングしている様子を自身のインスタグラムで公開し、「もうすぐお届けするよ!」とスペシャルな新曲のリリースを予告していた。

▲トビー・セバスチャンのインスタグラム(tobysebastian1)より

英メディア「BBC」によると、「Midnight」の楽曲制作に2年間取り組んでいたというトビーは、コロナ禍を経て地元のイギリス・オックスフォードでフローレンスとようやく再会し、彼らの母親の提案によって兄妹が同楽曲でコラボすることに。トビーは新作の撮影でオックスフォードを離れなければならなかったため、2人は急いでスタジオへ向かい、1時間ほどでレコーディングを完了した。

同メディアのインタビューで、トビーはフローレンスとのコラボは「最高だった」と振り返り、「フローレンスの声がなければ、どんな曲になっていたか想像できないよ」とコメント。フローレンスの声は「自分とは全く違って、とても面白いトーンで深みがある」と絶賛し、「きっと近々またコラボするよ。僕たちの声は相性がいいんだと思う」と語っている。

現在29歳のトビーは、2013年に『ラスト・ワールド』でスクリーンデビュー。大ヒットTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2015〜2016)を経て、盲目のハンディを抱えた世界最高峰のテノール歌手の半生を描く『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』(2017)で主演を務めた。このほかの主な出演作は、『ベアリー・リーサル』(2015)、『ワイルド・レース』(2019)など。歌手としては2019年にEP「Hamliar」をリリースした。

25歳のフローレンスは、2014年に『The Falling(原題)』で映画デビュー。『レディ・マクベス』(2016)で初主演を務め、その後、Netflixオリジナル映画『アウトロー・キング 〜スコットランドの英雄〜』(2018)、アリ・アスター監督のスリラー『ミッドサマー』(2019)などの話題作に出演。グレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)では、4姉妹の末っ子エイミー役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。待機作は、2021年7月8日公開予定のスカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画『ブラック・ウィドウ』。このほか、オリヴィア・ワイルド監督によるハリー・スタイルズ、クリス・パインら共演の心理スリラー『ドント・ウォーリー・ダーリン(原題)』などに出演予定だ。