ジェニファー・ロペス「最高でスウィートな瞬間」ライブイベントで母とデュエットを披露!

『ハスラーズ』などに出演し、女優や歌手として活躍する“ジェイロー”ことジェニファー・ロペスが、新型コロナウイルスのワクチン接種を呼びかける音楽ライブイベントで、母グアダルーペ・ロペスと共演した。

▲ジェニファー・ロペス(左)、母グアダルーペ・ロペス(右)
ジェニファー・ロペスのインスタグラム(jlo)より

5月8日(現地時間)に、米カリフォルニア州のソーファイ・スタジアムにて事前収録された、非営利団体グローバル・シチズン(Global Citizen)が主催するライブイベント「Vax Live:The Concert to Reunite the World」が配信された。本イベントは、世界の人々が新型コロナのワクチンを公平に接種できるよう各国の指導者に呼びかけ、最前線にいる医療従事者が十分な予防接種を受けられるよう慈善家や企業に寄付を募ることを目的としている。

オープニングを飾ったジェイローは、ニール・ダイアモンドの名曲「スイート・キャロライン」をカバーしたパフォーマンスを披露。


▲ジェイローによる「スイート・キャロライン」のパフォーマンス

パンデミックの影響で、昨年は人生で初めて母と一緒にクリスマスを過ごすことができなかったというジェイローは、「今夜何を歌おうか考えていた時、私が幼い頃、母が私に歌ってくれた曲を思い出した。もしよければ、この曲を歌わせて」とコメント。パフォーマンス中に母グアダルーペが登場すると、印象的なサビのフレーズを「スウィート・ジェニファー」という歌詞に変えて、親子でハグをしながらデュエットを披露した。

▲ジェニファー・ロペスのインスタグラム(jlo)より

イベントのラストにも登場したジェイローは、2016年にリリースされた自身の楽曲「Ain’t Your Mama」のパワフルなパフォーマンスで締めくくった。

ジェイローは自身のインスタグラムで、「母と一緒にVax Liveのステージで観客の前で歌うなんて、信じられないほど最高でスウィートな瞬間だった」と感激した様子でメッセージを投稿。さらに、5月9日の母の日を記念して「ハッピー・マザーズデー!!」「ママ、愛してるわ」と母への愛もつづっている。

同イベントでは、歌手&女優のセレーナ・ゴメスが司会を務め、ジェイローのほか、ロックバンド、パール・ジャムのフロントマンであるエディ・ヴェダー、ロックバンドのフー・ファイターズ、コロンビア出身のポップ・シンガーのJ.バルヴィン、本年度グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞したハー(H.E.R.)、ラッパーのスウィーティーらがパフォーマンスを披露。

また、ジョー・バイデン米大統領、カマラ・ハリス米副大統領らからのメッセージ動画も公開され、ステージには俳優のベン・アフレック、ショーン・ペン、オリヴィア・マン、モデルのクリッシー・テイゲン、コメディアンのジミー・キンメル、イギリスのサセックス公爵ハリー王子らが登場した。

現在51歳で、女優や歌手としてだけでなく、プロデューサー、ファッションデザイナーなど、幅広いジャンルで活躍しているジェイロー。女優としては、これまでに『セレナ』(1997)、『ザ・セル』(2000)、『ウェディング・プランナー』(2001)、『メイド・イン・マンハッタン』(2002)、『Shall We Dance? シャル・ウィ・ダンス?』(2004)、『PARKER/パーカー』(2013)、『ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑』(2015)など数々の作品に出演。シンガーとしては、デビューアルバム「On The 6」(1999)が全世界で700万枚を売り上げる大ヒット、2作目となるアルバム「J.LO」(2001)も全米ビルボードチャート1位を獲得し、CDの歴代セールスは5500万枚を記録している。昨年2月には、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の王座決定戦、第54回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演した。

昨年2月に公開された映画『ハスラーズ』では、トップダンサーのラモーナ役を好演し、第77回ゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネートされた。待機作は、2022年2月11日に米国公開予定のオーウェン・ウィルソン共演のラブコメディ『Marry Me(原題)』、2022年6月29日に米国公開予定のジョシュ・デュアメル共演のアクションコメディ『ショットガン・ウェディング(原題)』などがある。